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ドリームアプリ 〜キモオタ妄想実現天国〜
官能リレー小説 - その他

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ドリームアプリ 〜キモオタ妄想実現天国〜 3

「フヒヒ……僕に何か用でもあるのかな?」
「すまねぇんだけど……恋人を虜にする方法を教えて欲しいんだ!」

顔を赤らめながら、必死の表情で頼んでくるサヤカ。
当然、アプリの効果だ。
太がアプリの画面を見るとこのように書いてある。

【対象:○○学園2年C組《秋月サヤカ》】

【内容:「胆尾 太とセックスすれば新しい彼氏とより仲良くなることが出来る」と考え、太にセックスをねだる】

当初、太はサヤカに対して興味は無かった。
しかし、たまたま実験台として使ううちに妙な愛着がわいてきたのだ。
遊んでそうな雰囲気もあるし、最初の相手としては無難な所だろうという判断もある。
胸もDカップとそれなりに弄り甲斐がありそうだったのも一因だ。
「お前に、その……アレして欲しいんだよ」
「アレって言われてもなぁ。僕忙しいんだよね」
思いの外に恥ずかしがっているサヤカ。ひょっとして、思っていたよりもうぶなのかも知れない。
「その……あたしとセックスしてくれ!」
日焼けした肌の上からでも頬が紅潮しているのが分かる。
そのいじましい様子が楽しかったので、ちょっといじめてみると思わぬ返事があった。
「だけどさぁ、なんで僕が君とセックスしないといけないのさ。彼氏いるんでしょ?」
「うん、だけど……あたし処女なんだよ!このままじゃ、馬鹿にされちゃうよ!」
表向き平然とした振りをしていたが、これには驚かされた。
日焼けした小麦色の肌、染めた茶髪、耳にはピアス。
如何にも「遊んでいるコギャル」にしか見えなかったからだ。
(コイツは面白くなってきたな)
太はそっとほくそ笑んだ。
アプリで大雑把な指示を行った場合、細部は何かしらの形で整合性を取るようになっている。
「処女だと馬鹿にされる」というのは、サヤカなりの解釈なのだろう。
その辺をわざと曖昧にするのが、太なりの楽しみ方だった。
(じゃ、いくつか調整して、と……)
素早く事前にアプリで準備しておいた命令のいくつかを選択し、「実行」ボタンを押す。
お楽しみの時間だ。

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