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ドリームアプリ 〜キモオタ妄想実現天国〜
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ドリームアプリ 〜キモオタ妄想実現天国〜 14

「なんでこんな所にネーちゃんがいるんだよ。そっちだって遅刻しちまうぞ」
「……ぁぅ、秋月会長は『朝の挨拶推進運動』のために来てるんです」
だが、その言葉が太の疑問を解消してくれた。
会長の後ろにいた小柄な少女の答えが、そのまま太の疑問の答えにもなった。
秋月アカネ生徒会長、昨年の生徒会選挙にて圧倒的支持率で勝利した才媛だ。
生徒の身分でありながら、学園の各所にメスを入れるやり手でもある。
それがサヤカと同じ苗字なら答えは1つ、考えづらいことだが生徒会長はサヤカの姉なのだ。

「大橋の言う通りだ。私たちは30分前からここにいるぞ」
「ふ〜ん、そっちのあんたはユミだっけ? こいつに曳き回されてご苦労なこったね」
会話を見ればアカネとサヤカの姉妹の仲が悪いことは一目瞭然だ。
完璧人間の姉と出来の悪い妹、その辺で確執があるのは太にも理解できるし、サヤカがこうなったことには多少の同情の念もわいてくる。
だが、太の興味は最早そんな所には無い。
(ぐふふ、こういう女をオナホみたいに扱ってやったら楽しいだろうなぁ)
アカネは紛れも無くサヤカ以上の美少女である。今までの太だったら、高嶺の花でしかない。
しかし、今の太には力がある。
(それにこっちの子も……)
そして、書記としてアカネの後ろにいる大橋ユミという少女も中々に魅力的だった。
ツインテールが幼さを強調しているが、佳奈美やサヤカにはないタイプの魅力を持っている。
太は舌なめずりをすると、どのように獲物を料理するかを妄想しながら教室に向かう。
ズボンの中では早く暴れさせろとばかりに、怒張が勃起していた。

それから3日ほどたったある日、太はプールにいた。
不健康に太る彼に、この場はふさわしくない。
だが、今日のプールは太のための場所だ。
「こほん、君が大橋君かね?」
「はい、本日は宜しくお願いします、コーチ」
太がわざとらしい挨拶をすると、水着姿のユミが頭を下げる。彼女は水泳部なのだ。
そして、この状況は当然、アプリの効果によるものである。

【対象:○○学園1年D組《大橋ユミ》】

【内容:1人で水泳の特訓を行う。その際、太のことをコーチと思い、彼の言うことは何であれ信じる】

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