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強運天使が舞い降りた!?
官能リレー小説 - その他

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強運天使が舞い降りた!? 4

ポカーンとしていると
「ん〜…あ、おはようございます、真さん」
エリサが目を覚ました。
「ま、マジか…ホントに天使なのか…」
「そうですよ〜。寝ている時は自然に裸になっちゃうんですよぉ」
う〜ん、まだ頭がボーっとする。
ひょっとしたら今はまだ夢の中なんじゃないか…

「どうしました?」
エリサが僕に近づき、肌を密着させる。

綺麗だ。
透き通るくらい白く、そしてすべすべな肌。
それが少しでも僕の身体に当たって、ドキドキが止まらなくなる。

「な、なぁ、エリサ」
「はい?」
「服、着ないか?」
「ええ…それよりも先に…私が真さんの運命を司るために、しなければならない契約があるんですよぉ」
へ?
天使と、契約…?


「真さんは神の強運を望みますか?」
「神の強運?」
「そうです、神に祝福された強運です」

漠然とした答えが帰ってきた。

「あの、もう少し詳しくお願い」
「ですから基本的に、全て真さんの望む形で、世界が動くようになるという事です」
「おお凄いじゃん!すぐ、しようぜ!」
「そうですか、それじゃあ副作用もありますが契約成立ですね!」

エリサが手を合わせると、その間に光が生まれる。

「…ん?ちょっと待て副作用って何だ!」
エリサは可愛く小首を曲げる。

「説明したほうがいいですか?」
「当たり前だろ!」
「はい。真さんの希がかなうと反動でどこかで真さんに対する憎悪が生まれるんです。」
「何だってぇぇぇ!」
「だ、大丈夫ですよ。あらゆる方法でその憎悪をほかに向けてしまえばよいのですから。」

いやいや、それでもかなり危ないぞ!

「それにこれくらいの刺激がないと、人生飽きて自殺しちゃうんですよ、人間って。」
「おいおい……」

強運とは名ばかりの、かなりリスキーな人生を強要されている気がするが、正直こいつの話しに乗ってみたいと言う欲が、俺の中では過半数を超えていた。
全てが思いのまま……
多少のリスクは気にしなくてもいいんじゃ無いだろうか。

「えー……じゃあ、契約止めますか?」
「…………いいや、契約しよう。その強運、受け入れよう!」

覚悟を決めると、俺は天使との契約を選んだ。

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