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牝奴隷たちと御主人ちゃん
官能リレー小説 - その他

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牝奴隷たちと御主人ちゃん 87

皇女ティアナからリリムをシャロンに再融合させる。ネコマタのキヨマサは二人を儀式の間の石棺に入れた。ティアナと融合したリリムとシャロンの意識を肉体から切り離す。

「死霊祭祀書を祭壇に置いて準備完了」

ティアナとシャロンが石棺の中で全裸で仰向けに寝そべり、眠りに落ちた。

「魔導師殿、これでは魔導書の中のクラウバルト殿が二人のどちらかと融合してしまうのでは?」
「いや、リリムをシャロンに融合させるにはこれでいいんだ。本当はリリムを女宰相ラーニャに融合するつもりだったんだけどね」

死霊祭祀書の領域に皇女ティアナの意識入れずに、リリムの意識とシャロンの意識を融合させて、シャロンの肉体に戻す。

「今だ、キヨマサ、ティアナの石棺を開けるんだ!」

キヨマサが呪符を破り、ティアナの石棺の蓋を開く。するとティアナの鼓動は戻り始め、血の気の引いた青ざめた顔や肌がほんのりと色づき、ティアナが目を開けた。

少年は目を閉じて、指輪をはめた手を死霊祭祀書の上にのせている。

「ティアナ姫、ご気分は悪くないですかな?」
「ええ、大丈夫です」

ポチがティアナの修道服を持って来た。

「ティアナ、大丈夫、こわくなかった?」
「ええ、ありがとうポチちゃん」

笑顔でポチの頭をティアナが撫でる。
ポチはリリムの気配がわかる。
もし、失敗してティアナの肉体にリリムかシャロンの意識が入っていたら、ポチは近づいて「ティアナちゃんじゃない!」と騒ぐ。
ここまではうまくいったようである。

海賊ギルとガルディアス。
この二人は気が合うらしく二人で酒を飲んでいた。あとから女性たちがやってきた。
その同じ部屋でサラ、オルガ、マリン、エミリーも飲んでいるが部屋の中央のテーブルで女四人で楽しげにあれこれ話をしている。
ギルとガルディアスだけは、部屋の奥の椅子に座って酔いをさましていた。

「みんな酒が強すぎるよな」
「まったくだ」

御主人様はネコマタのキヨマサと皇女ティアナとポチで儀式の間で何かしているので、かまってもらえないサラは酒で気晴らしである。
オルガとマリンはちょっと気まずい。性交してしまったので恥ずかしさがある。オルガはマリンに精霊のエネルギーを放出した快感を忘れられず、マリンもオルガと交わったときの快感を忘れられない。
エミリーはガーバリム体内のサバイバル生活の緊張から解放されて、酒がうまくてしかたがない。

男二人が椅子に座ったまま酔いつぶれた。
二人ともそんなに酒に弱いわけではない。
女たちに気を使わせないで話させようと、二人は酔いにまかせて少し寝ることにしたのだ。

「ねぇ、エミリーはガルディアスのことはどうなのよ?」
「あいつはシャロンの旦那だもん」

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