牝奴隷たちと御主人ちゃん 83
女戦士ルシアは触手の森に引きずり込まれた。
戦士としての誇りを打ち砕いたのは、触手の粘液まみれになった自らの女体の欲情てあった。
女戦士の軽装の鎧や服の中の柔肌にも、触手の中でオーク精液と樹液のような触手粘液が混ざった粘液が流れ込んでいる。騎士のような重装備ではない。ルシアは手甲や胸部などを保護する部分鎧を着用している。その分だけ俊敏に動ける。
赤毛の女戦士ルシア。
双剣使いの若い女戦士である。
(なっ……体が痺れて……)
女戦士ルシアが、がくっとその場で膝をつくと触手が四肢に絡みついて、ずるずると触手の群れの森に彼女を引きずり込む。
全ての視界が触手で埋め尽くされている。身動きが取れず、手足を動かせば触手に絡みつかれる。
パキッと乾いた音は胸部鎧の背中にある部品が壊された音である。手甲や膝から下の脚の防具はそのままだが、胸部の鎧は外されてしまい、服の中に触手が入り込んでいく。
鎧の下には狩猟着を着用していた。服の下の柔肌に触手どもは粘液を塗りつけていく。
粘液まみれになった衣服が肌に密着して、ルシアの体の線があらわになっている。
潜り込んだ触手の形に衣服が盛り上がり、中で蠢きながら動き回っているのが見える。
「うぅっ!」
ルシアの肌にピリッとした刺激が走る。触手の先端から小さな針が出ているが、その先に小さな青い光が走り、パチッとたき火がはぜるような音を立てる。
それは小さな稲妻、微弱な電流であった。
粘液まみれの肌に微弱な電流が流されている。
女戦士ルシアの体を痺れさせたのは、触手針の電流であった。
粘液まみれの肌にはよく電流が流れる。
殴られたりする痛みではなく、筋肉をビクビクと痙攣させる刺激にルシアは動揺した。
心臓が高鳴り、肌が汗ばむ。
脇の下や内腿に針がふれるとルシアがビクビクッと体を波打たせて身悶える。
体が電流に反応している。
それはどんなに拒もうとしても、ルシアの意思に反して体が反応してしまう。
「くっ、ひああぁっ!」
敏感な双乳の先端の乳首に針がふれた。
その瞬間、ルシアは今まで感じたことのない快感に苦悶ではない甘い悦楽の悲鳴を上げた。
聖職者ではなく特務を任されている傭兵は、女体で敵をたぶらかし暗殺することもある。舐められたり、噛まれたりした快感ではない刺激に一瞬、目の前が真っ白になるほどの快感に襲われた。
(また、あれをやられたらまずい)
ルシアが身悶えて針から逃れようとするのを見すかしたように、触手は乳首と首や背中、脇の下や脇腹、内腿に同時に電流が流された。
「あぁっ、はひいぃぃっ!」
ビクビクビクビクッとルシアが乳房までたぷたぷと波打たせて、快感に声を上げた。
これを十数回も繰り返されて、はぁはぁはぁと息を乱していると、股間の下着の布地の上を触手が潜り込もうとぎゅむぎゅむと、先端を押しあてるように迫ってきた。
このままでは犯される。
両膝をあわせて股を閉じようとするが、またもや電流を流されてしまった。