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牝奴隷たちと御主人ちゃん
官能リレー小説 - その他

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牝奴隷たちと御主人ちゃん 76

「ん……ここは……えっ、誰?」
「私はマリン。おめざめですか精霊様」

マリンが添い寝をするように隣に寝そべり、オルガの股間で起立したものを優しく撫でながら話しかけた。あわてて、オルガは両脚を閉じた。
しかし、仰向けのまま拘束されているので腰をくねせることしかできない。

オルガのギルと同じ小麦色の肌を、マリンは微笑を浮かべながら撫でる。

「精霊様に、私の初めてを捧げます」
「契約しようというの?」
「はい」

退魔師になればギルと地上で暮らすことを許す、とネコマタのキヨマサから条件つきで了承を得たマリンは、精霊の宿りしオルガに処女を捧げる決意をした。
交われば男は快感にはまって依存しきってしまうという人魚の陰花での性交。
精霊はマリンを人魚とは気づいていない。

たしかに今度はサラのような、女豹のごとき雰囲気ではない処女で精霊は少しほっとした。

「なら、これをほどいてくれない?」
「それはできねぇな」
「だ、誰なの、儀式のじゃまをしないで」
「ギル様、かわいそうです」
「魔法使いから、ほどいたら、こいつはおいらを殺すかもしれないと言われてるからな」
「精霊様、本当ですか?」

精霊の領域には男性はいない。
精霊は男性と交わったことがない。
ギルはネコマタのキヨマサから呪符を背中に貼りつけられていた。
精霊からは声や気配はわかるだろうが、ギルの姿は見えないのである。

「この声……思い出せない……」

それを聞いたギルが落ち込んでため息をついた。オルガに忘れられてしまったことがショックだったようだ。オルガを拘束しているのは魔法使いの少年が作った特製拘束具である。
精霊ではなく魔物を融合したあと、失敗して魔物に支配された者を拘束しておく道具だ。

「……儀式はやってもらう。
あと、オルガも返してもらうぞ!」

ギルはそう言うとベットに近づいていく。

脚をしっかりと閉じ、頭を左右に振って涙目のオルガの乳房に二人はしゃぶりついた。
ギルのしゃぶりかたとマリンのしゃぶりかたは、激流と静水のごとくちがうが、どちらも巧みである。小麦色の乳房を揉み、敏感な急所の乳首を弄りまわされているうちに、乳首が反応して勃ってしまう。

「ひぃっ……あぅっ、あぁん!」
「もっと感じて声を出してみろ」
「精霊様、気持ちいいですか?」

閉じ合わせた脚をすり合わせるようにもじもじと腰をくねらせて、股間のクリトリス勃起を隆起させてオルガは身悶えている。

ギルはマリンに目で下半身のほうを頼むと合図する。マリンが微笑してうなずく。
ギルはそのまま手で乳房を揉みながら、オルガの唇を奪う。喘ぐ唇に舌を入れた。
マリンの手は、オルガのしなやかな太腿を撫でると、体の位置を変えて、オルガの爪先の小指から舐めしゃぶっていく。
足の小指をチロチロと舐め、また口に含まれる。足首をつかまれ指の間まで舐められる。
ぞくっと、くすぐったさと一緒に快感が走る。

なつかしいキス。
未知の性感帯の快感。

オルガと精霊の心がギルの愛撫とマリンの愛撫によって欲情に飲み込まれていく。

マリンはオルガの足首からふくらはぎを舐めて、膝の裏のあたりまで到達した。
ギルも愛人オルガの息が乱れ、喘ぐ声を聞いて勃起している。マリンが愛撫を中断して、軽くギルの勃起を撫でてから、目を閉じる。
ギルはマリンと唇を重ねた。

海賊ギルは若い海賊の首領で、何人でも妻を持つことが許されてはいるが、愛人二人と一緒にするのは初めてである。
マリンのキスが大胆になり、勃起を握りながら上下に扱いてくる。ギルはマリンの白く柔らかい乳房を揉んだ。

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