牝奴隷たちと御主人ちゃん 54
(アンもいつも、あの子に縛られてるのかしら)
ケイトはアンの上に乗っている自分の妖虫が、母親を悦ばせようとするように、アンの恥丘のあたりに体をなすりつけているのを見た。
うかつに近づけないと、ケイトが立ち止まり、躊躇している目の前で、糸触手がカリーナの下着の中、濡れた膣穴に潜り込んでいく。
「ぁ……はひぃ……ほしり、らめぇ!」
カリーナの肛門の中に糸触手が侵入した。
肛門を犯されたことがないカリーナが未知の快感に一気に絶頂させられた。
泣きながら、びくびくっと小刻みに痙攣して、唇の端からよだれを流していた。
(もしかして、おっぱいがほしいんじゃなくて、いかせたがってるの?)
母親が絶頂してからか、もしくは寝ている間に乳を吸うアンの妖虫は容赦なくカリーナをまた絶頂させようと糸触手を蠢かせて甘い粘液を放つ。
「きゃああぁっ、ああぁんっ!!」
アンが悲鳴と悦びの声を上げる。
クリトリスに針を刺されたのだ。ケイトはその快感の凄まじさを知っている。
(アンもイッたみたいね……)
クリスの腕から急に暴れたアルベーヌの妖虫が、床に落ちると仰向けで授乳しているアルベーヌに甘えるようにきゅいきゅいと鳴き声を上げて這い寄って行く。
アルベーヌはカリーナの妖虫を抱きしめて仰向けで授乳している。
「あぁ、あぅっ、おねがい……ママをもっと気持ちよくして……」
カリーナの妖虫に目を閉じているアルベーヌはいつものように声をかけている。アルベーヌの妖虫がアルベーヌの太腿に這い上がろうとしているが、うまくいかない。
カリーナの妖虫がアルベーヌの吸いついていない方の巨乳に針を刺した。
アルベーヌは刺された快感に身をくねらせて、アルベーヌの妖虫が転がり落ちる。
「かわいそうに、どうしたいの?」
ケイトがアルベーヌの妖虫を両手で持ち上げて腹部に乗せてやった。
(えっ、この子に入れちゃうの?)
アルベーヌのクリトリス勃起を妖虫が小さな穴に入れてきゅぅきゅぅと鳴いている。
アルベーヌはカリーナの妖虫を抱きしめたまま離さない。
「おいで、こっちよ!」
ケイトはアルベーヌのそばにしゃがんで、乳房を出すとアルベーヌの妖虫を抱きしめてやる。
「あひぃ、あぁ、気持ちいいっ、いくぅ、クリトリスがとけちゃいそう!」
「いい子ね、もっと……あぁっ」
アルベーヌが腰を小刻みに揺らすと、妖虫のすぼまりの内側にあるイソギンチャクのような繊毛触手で、クリトリス勃起が刺激される。
巨乳までびくっ、びくっと痙攣しながらアルベーヌが絶頂しながら、おもらしのように愛蜜を陰花から溢れさせた。
ケイトは目を細めて、微笑しながら、アルベーヌの妖虫の巧みな舌づかいに乳首を勃てながら、妖虫にキスをした。
「みんな、しっかりして……気持ち悪い、こんな虫なんて!」
少女エミリーが食堂の入口で、船内で見つけたナイフを持って立っていた。
エミリーは、しゃがみ込んでナイフをアンの上で乳首を吸っている妖虫に突き立てた。
「何してるのよ!」
「うるさい!」
ケイトが気がつき、エミリーに叫ぶと背後から肩をつかんだ。
その手を振り払い、エミリーはもう一度、アンの乳房の谷間でびちっびちっと水から上げられた魚のように跳ねる、白い妖虫にナイフを深々と突き刺した。