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牝奴隷たちと御主人ちゃん
官能リレー小説 - その他

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牝奴隷たちと御主人ちゃん 49

貯蔵室まで他の乗客や船員に会わなかった。
あの異常者に殺されたのかもしれないと、少女は考えたが、とりあえず、水を確保しなければと、今度は鍵を探しに行くことにした。

親と船旅をしているわけではなく、この少女は一人で旅をしていた。酒場で酔った客が誘ってきたので、酒に眠り薬を混ぜて飲ました。この手口で金を奪いながら少女は旅を続けてきた。
宿屋の部屋で男はやっと眠った。
少女はほっとした。
酒場から宿屋に行くまでに眠ってしまう者が多かったが、今回は薬の効果がいまいちのようで、かなりやばいとあせっていたからだ。
少女は男の所持金を盗み出した。
財布の小袋は金貨がつまっていた。
今までみたことのない大金だった。
少女は翌朝、すぐ出港する客船を見つけると交渉して船に乗り、港街から逃げた。
どんな事情があれ、船長は金をもらえば誰でも船に乗せる。乗せたあと言いなりにならない客は鮫の餌にする。少女は、そんな船長の船とは知らなかった。

船長室には客室も含めた全室の鍵が机の引き出しの中にある。船長は客に気に入った女がいると、合鍵で客室に侵入して強姦する。
少女は若い船員からそう聞いていた。

船長の悪い噂を若い船員は、少女にキスとフェラチオの礼に教えてくれたのである。
処女だったが、家出をして旅を続けている少女は、キスとフェラチオで優しい男たちには満足させて金を稼ぐこともあった。
眠り薬はやることしか考えてない、金を払えば人は服従すると思っている男たちに飲ませる。
処女は本当に惚れた男に捧げるつもりだった。

船が次の港に到着したら、俺は船乗りをやめるから、俺と結婚して一緒になってほしい……と若い船員は言っていた。

少女を襲ったオークは、その若い船員が変化したものだった。
貴婦人を凌辱する現場で見張りをしていた。貴婦人が喘ぎ、感じている姿を見て欲情してしまい、オークなった。
他のオークより人に近い勃起の大きさだったのは少女にとっては運がよかった。

少女は船長室で、犯された貴婦人が放置されているのを見つけた。
意識を失って、精液まみれになっていた。
船内で見かけても挨拶どころか目を合わせようともしない貴族の女。
身分がちがうのだから、なにも話しかけるなという態度だった。

「こんなにされたら、もうだめだね」

少女は床で気絶している貴婦人に、つばを吐きかけた。

船長の机から鍵束を見つけた。 
紐に鍵がごっそり通されてぶら下がっていて、どの部屋の鍵かはわからない。

貴婦人を犯したのはあのオークか船長か。どちらでも、この少女にとっては同じことだった。

捕まったら犯されて、壊される。
少女は緊張しながら船長室から出た。

邪神ガーバリムの体内の肉洞窟。
そこは結界の中と同じ。 
船ごと喰われた者たちは、食糧や水が尽きたら別の船を見つけ出して、食糧や水を奪いながら生き残るしかない。
脱出しようと歩きまわっても出口はない。 
自分のいた船の場所に戻るか、運しだいで別の船を見つけることができる。 
運が悪ければ、オークや触手、その他の奇妙なものどもと遭遇して、慰みものにされてしまう。

少女が背負い袋に保存食や革袋に水よりも保存がきく酒をつめ込んで、船外に出た。
寒さは感じない。
歩いていると、湿気があり、風はなく、蒸し暑い感じすらする。
少女は船の周辺を探索して、すぐに船に戻るという行動を繰り返して、オークと遭遇しなければ危険はないと判断した。
船にいられない理由ができた。
貴婦人を含めた数人の犠牲者が孕んで生んだものが、この少女エミリーにとって、危険な敵だとわかってしまったからだった。
船内にあれがいる限り、船外の方がよほど安全だと判断したからである。


貴婦人や、他の凌辱されて生き残った女性たちは奇妙なものを孕んだ。
少女は孕まなかった。
小陰唇と大陰唇を内側からめくり上げて、それは膣穴を這いずり出てきた。

「あぁっ、あぅっ、気持ちいいっ、あぁっ、出てくるぅ!!」

貴婦人は這いつくばり、淫らな声を上げて奇妙な白い芋虫を出産した。
きゅい、きゅい、と鳴き声を上げ床を這い貴婦人の乳首に吸いついた。

声を聞いて、様子を見にきた少女は、その出産に立ち会うはめになってしまった。
女性の腕ほどの大きさの長い芋虫が、ずるずると蠢きながら這い出てくる。

貴婦人は這いつくばったまま、産んだ芋虫に乳首を吸われて、芋虫を抱きしめて身を横たえて身悶えていた。

他の客室でも声がする。
少女が鍵を開けて室内に入る。
他の三人の女性たちも授乳中だったり、出産中だった。
女性たちはオークどもに犯されてから、鍵をかけて、飲まず食わずで怯えながら隠れていたのである。

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