PiPi's World 投稿小説

牝奴隷たちと御主人ちゃん
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 21
 23
の最後へ

牝奴隷たちと御主人ちゃん 23

近い血縁者となると二人の母親、叔母。
残念ながら王妃である母親は二人が幼い頃に病で逝去している。
神聖ベルラント王国の国王は若くはない。
叔母でも国王の姉では子は産めない。 

国王には歳の離れた妹がいる。
皇子エルヴィスと皇女ティアナの叔母。
この女性ならエルヴィスに種付けさせれば巫女を産む可能性がある。
皇女ティアナと二人で触手淫魔になったエルヴィスを討伐してもらうには適任者だろう。

(しかし、その叔母は、聖なる祓いの巫女ではないのだろう?)
「僕に考えがあるんだ」

降臨の儀式とは、融合して能力を上げるのと同じで、特定の淫魔を融合させた女性に、男性が変化した触手淫魔で種つけすると、近親者という条件が合わされば、聖なる祓いの巫女の能力者が孕まされるという儀式てある。

生まれつき淫魔融合させられた血統の人物でも、皇子と皇女は先祖帰りで強い影響を受けている。
では、弱い影響しか受けていない女性の場合ならどうすればいいか。

「魔物を融合してやればいい」

(お嬢ちゃん、私に皇子エルヴィスが種つけしたら……と考えてたみたいだな)

死霊祭祀書が「御主人ちゃん」の話が落ち着いたところでフィルに話しかけた。

「フィルにそんなことはさせない」

キッパリと「御主人ちゃん」が言い切り、フィルが満面の笑みで「御主人ちゃん」を見つめた。

(やれやれ、うまくいくかわからないが、どうやって叔母を連れてくるのかね?)


「連れて来なくても、こちらから行けばいい」

皇子エルヴィスと皇女ティアナの叔母。
神聖ベルラント王国の女宰相ラーニャである。

「皇女ティアナ、頼みかある」

修道服や装備品の錫杖、死霊祭祀書を持ってきた「御主人ちゃん」がティアナに頭を下げた。


「僕を宰相ラーニャに会わせてくれないか?」

突然の「御主人ちゃん」の申し出に皇女ティアナは困惑していた。
「シスターさん」ではなく「皇女ティアナ」と呼ばれたことで、ティアナの笑顔が消えた。

「今、君の兄上である皇子エルヴィスは治療が必要な状態で、帰国できない状態にある。
これは降臨の儀式に関係がある。
神聖ベルラント王国の存亡に関係することなので、国王と宰相ラーニャに謁見して話がしたい」

修道服を着て錫杖を手にしたティアナが、じっと「御主人ちゃん」の顔を見つめていた。
そして黙ってうなずいた。


死霊祭祀書から「御主人ちゃん」は皇子エルヴィスと同じ過去を見ていた。
神官たちの呪文詠唱。
皇女エレアナとガルディアスの性交。
そこから儀式や「発作」について理解した。

「シスターさん」が「発作」で身悶えている時を狙って「御主人ちゃん」が部屋に訪れた。
皇女ティアナは平然を装っているが、指輪で監視していたので我慢しているのがわかっている。
「御主人ちゃん」は神官たちが詠唱していた呪文を唱えると、頬を染めて息が乱れた皇女ティアナを浴室に手を引いて連れていく。

「ここなら大丈夫だ」

皇女ティアナの背後から抱きつき、乳房を両手で揉み上げる。ティアナが気持ちが逃れようとしているが、体は反応して愛撫を拒めない。

「あぁっ、いけません、こんな……ひやぅん、あぅっ、あぁっ……んっ、あぅん、あぁっ、はぁぅん、あぁ……」

「シスターさんの秘密を僕は知ってるんだ。もっと気持ちよくしてあげるよ」

呪文を詠唱しながら「御主人ちゃん」は指先で勃っている乳首を転がすように弄りまわす。
皇女ティアナは立っていることができなくなって、ずるずると座りこんでしまう。
背中を丸めて腕で豊満な乳房を隠して、涙目で肩が小刻みに震えている。
呪文の詠唱を「御主人ちゃん」は続けた。

「はぁん、んんっ、あぁっ、見ないでくださいっ……ああぁん、見ないでっ、ひゃあぁん、あぅん、あぁっ」

皇女ティアナは自分で乳房を両手で揉みながら、浴室の床に仰向けになって腰をくねらせている。
呪文の詠唱を続けながら「御主人ちゃん」は服を脱いで裸になると、両脚の間にわり込むように上から抱きついたあと、両手で乳房を揉みまわす。

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す