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牝奴隷たちと御主人ちゃん
官能リレー小説 - その他

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牝奴隷たちと御主人ちゃん 3

フィルは特製の淫魔と蛇獣人を融合したラミアをさらに契約融合されたので、吸精と吸血を特性として与えられている。
舌先で亀頭を舐めて、勃起をしゃぶるたびに口内で唾液が多量に分泌される。
ねっとりと絡みつく唾液は口内に収まりきらず、唇の端からポタポタと流れ落ちる。
うっとりとした表情で女盗賊フィルがフェラチオに没頭していた。

「もう、僕は限界だ、出ちゃうよ……あぁっ!」
「……んくっ!……はふぅっ!……ちゅぷっ!……ふぅんんっ!……ぬちゅ!……んぐっふぅぅっ!」

「御主人ちゃん」の亀頭が喉奥の粘膜をえぐるほど、深い抽送でぐいぐいと激しく頭を揺らして、フィルは射精の瞬間を待つ。
勃起がびくびくっと舌の上で脈打ち、フィルの口内に白濁した熱い精液が放たれる。
フィルは一滴もこぼさないようにくわえたまま、こくこくと小さく喉を鳴らして唾液と精液を飲み込んで、目を閉じている。


(あー、すごくかわいいなぁ、御主人ちゃん)

目を開けて、口から出した射精直後の性器をやんわりと撫でながらフィルは「御主人ちゃん」のイッた顔を見つめて微笑していた。
精液を飲み込むとフィルは頭がぼおっとして、酔ったようにふわふわとした、いい気分になる。

初めての相手が「御主人ちゃん」だったらよかったと、女盗賊フィルは思うことがある。

フィルの初めての相手は傭兵の男だった。
太腿の内側のすべすべとした肌を撫でられ、乳房を揉まれて、キスをした。
傭兵の男はそのあとすぐに挿入しようと、脚を開かせようとしたが、フィルには恥じらいもあり両腿を固く閉じていた。
「優しくして」と懇願するように男に言うと、力ずくで押し開くのが無理とわかったのか、フィルの首筋や背中や脇の下、双乳と敏感な乳首をすすり泣くまで責めた。処女の柔肌に潜む官能をほじくり出すように、じっくりと責めた。
撫でまわされ、舐めまわされ、愛撫に喘ぐ自分の淫らな声をフィルは聴いた。
濡れるのを男は待っている。
フィルが自分から股を開くのを待っている。
傭兵の男はフィルの右脚を持ち上げた。
フィルは抵抗しなかった。
さらに男はフィルの太股をたっぷりと時間をかけて舐めまわし、他の男に見られたことがない恥毛の生えた股間をながめていた。
羞恥が官能に流されるのをうながすように、われ目にむしゃぶりつき、肛門も舐めまわし、クリトリスを舌で転がした。
汚い部分を舐められている羞恥や嫌悪感を、肉のうずきが呑み込んでいく。
もう愛撫で絶頂してしまいフィルが我を忘れた時を狙って、傭兵の男は挿入した。
激痛が体を反らせた。
傭兵の男は孕んでしまうと不安になったフィルが泣いていても、そのまま膣内に射精した。

フィルが女盗賊となったのは、この傭兵の男の裏切りが原因だった。
商人から高価な魔法のアイテムの輸送を頼まれたフィルと傭兵の男は、旅の途中で宿泊した。
傭兵の男は酒に痺れ薬を入れた。
フィルはセックスのあとで酒を飲まされた。
輸送品を傭兵の男は強奪して逃亡した。
仕事を依頼した商人はフィルを訴えたので罪人とされてしまった。フィルは傭兵の男を三年かかってやっと見つけ出した。
傭兵の男は別の依頼で魔法のアイテムを収集しているコレクターから報酬を受け取り、別の女と旅を続けていたのだった。

フィルは傭兵の男を殺害しようとしたが、男の新しい恋人が妊娠しているのを知り、復讐を放棄した。罪をなすりつけられたとはいえ、ギルトからの依頼は罪人には受けることを許されず、ギルドを通さない非合法の依頼をこなして生きることになった。

ダンジョンから財宝を盗み出す依頼に失敗した。契約させられ「御主人ちゃん」と、ダンジョンで暮らすことになった。

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