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牝奴隷たちと御主人ちゃん
官能リレー小説 - その他

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牝奴隷たちと御主人ちゃん 19

ガルディアスは皇女エレアナに上からのしかかり、押さえつけたまま、触手性器を蠢かせると、次は呪符の貼られている恥丘に、性器の先端をなすりつけた。 

「お……兄様……」
「この中を、これでたっぷりかわいがってやる」

呪符を突き破り、触手性器がぐねぐねと蠢きながら膣奥まで侵入する。
ガルディアスは両手で乳房をつかみ指を食い込ませて、触手性器を激しく動かして、皇女エレアナの膣内を刺激している。
ぐちゅっ、ぬちゅっ、と愛蜜が触手性器でかき回される湿った音とエレアナの喘ぎ声。

「お兄様……もう許して……はぅん……そんなに激しくされたら、裂けて……あっ、あああぁっ……ひぐっ……あぁ……はぁああぁん!!」

どくっどくっどくっどぷっ……と人ではあり得ない大量の射精に、皇女エレアナの下腹部が孕み腹のように膨れ上がる。
触手性器が膣穴から抜き出されると、ぶしゅっと精液が噴き出してくる。
皇女エレアナが全身を痙攣させて、目が虚ろになり脱力している。

「エレアナ様っ……これは!」

皇女エレアナから離れたガルディアスがその声に振り返り、ククッと肩を震わせて笑う。

「儀式は完了した。役目を終えて壊れてなければ、お前にくれてやるぞ」

騎士ヤザンが凌辱された皇女エレアナに駆け寄り、抱き起こすが、エレアナは恍惚とした表情で虚ろな目でヤザンを見つめたままだった。

「あれは俺か?」
(騎士ヤザンだ。お前が王に命じられて探している降臨の儀式とは、こうした儀式だ)
「お前は誰だ!」
(クラウバルト。いや死霊祭祀書というほうがわかりやすいか……)

皇子エルヴィスは皇女と共に死霊祭祀書を手に入れて、降臨の儀式を行い帰国せよという勅命を下されて旅に出たのである。
死霊祭祀書は最後に、儀式のあとで人にもどれなくなり魔物と化した男を、成長した自分の娘が討伐しようとして失敗し、男は自分の娘すら凌辱する様子も皇子に見せた。
妹てあるティアナに淫らな欲望を抱いている。
死霊祭祀書から降臨の儀式、呪術を施して近親相姦することで、次の世代の退魔の姫を授かる儀式を見せられて皇子エルヴィスはそれを認めるしかなかった。

「これが俺の望んでいることか」
(降臨の儀式をすれば、お前は人ではなく魔物と成り果てるだろう。それでもいいのか?)

「気がついた?」

死霊祭祀書を手にしたフィルが、皇子エルヴィスに話しかける。
エルヴィスの表情は穏やかな表情をしていた。

「もう暴れたり、抵抗はしない。なあ、俺の妹はどこにいるんだ?」
「今はまだ会わせるわけにはいかないわ。皇女様にも、死霊祭祀書が全てを見せたいそうよ」
「そうか」
「再会はそのあとで。皇子エルヴィス、またね」

皇女ティアナは「御主人ちゃん」にダンジョンに来たわけを、わかりやすく省略して話した。

「そうか、シスターさんは、本を探しにこのダンジョンに来たんだね」
「そうなんです」
「どんな本なの。本の題名わかる?」
「死霊祭祀書って古い本らしいです」

それを聞いて「御主人ちゃん」は正確な王家の儀式の方法が、神聖ベルラント王国から長い年月の間に失われてしまい、頼りは死霊祭祀書の記憶だけになってしまったことをすぐに理解した。

(降臨の儀式は、頻繁に行う必要はないわけだ)

血統は七代ほど経過すると他の血統と交わり別のものとなってしまう。逆に考えればその一族で七代ごとに降臨の儀式をすれば、退魔の血統は維持される。

「シスターさんの服とその古い本は僕が見つけてきてあげるよ。
あのね、この部屋の中には骸骨は来ないんだよ。
ここにシスターさんは隠れて、待っててよ」
「でも……」
「シスターさんのお兄さんに会ったら、ここにシスターさんがいるって教えるよ……たしか、エルヴィスさんだよね」
「そうです。でも、外は危険ですから一緒に……」
「シスターさんに裸でついて来られたら、僕はちょっと恥ずかしいな」


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