快感メーター 9
加えて、最初のオナニーやらその後のやりとりのせいで、理佐は少々露出に目覚めていたりする。
快感メーターを使ってないのに、放課後の教室なんかで犯すとすごい反応を示すからなあ。
尻を抱えて理佐の中をグイグイ突き上げながら、耳元で『誰かに見られてるぞ』なんて囁いてやると、なんとも表現しがたい淫らな声を上げながらイクんだぜ。
裕子に目撃されたのも多分、そのせいだ。
えーと、つまり何が言いたいかというと。
「や、やめて、みないで…ッ」
洋子と裕子のふたりをギャラリーに、足広げさせて、背後から俺が犯すわけで。
洋子さん、目を隠すなら指は閉じなさい。
裕子さん、踊り子には手を触れないでね。
「や、ぁッ…見ちゃ、いやぁ…」
首をふりふり、嫌がってるみたいに見えるけど、理佐、お前の表情見れば、『もっと見て』って誘ってるとしか思えないからな。
ずちゅ、ずちゃ、と淫らな水音を鳴らす理佐のオ〇ンコからは、絶えずしぶきが飛び散って床を濡らしているし、そもそも俺のモノにいやらしく吸い付いてくるのはどうなんだ?
そんな風に囁いてやると、理佐は耳まで赤く染めて顔を背けてしまう。
「ほら、理佐。裕子がみてる。いやらしい理佐の本当の姿を知ってもらう良い機会じゃないか」
「ふふ、理佐ちゃん、やらしーんだぁ。見られてオ〇ンコ喜んでるんだよね?」
他人のことは言えないがのりのりだな、裕子さん。
おや、洋子さんはもう、目を隠しているふりさえやめたのか。
「……二人共、そろそろ理佐がイクぞ」
「いやぁ、イヤイヤぁ…」
はいはい、オ〇ンコがキュウキュウ締め付けてきてるからね……ご褒美に、感度アップ。
「ふぅあぁぁぁぁッ!」
あ、忘れてた。
二人共、逃げて。
ぷしゃああああぁ。
お、さすがに勘が良いな洋子。
裕子は、ご愁傷様。
「ねえ、理佐ちゃんがおもらししたせいで汚れちゃったんだけど」
「ご、ごめんなさい…」
裕子は微笑みながら、理佐の胸をやわやわと弄ぶ。
「ふふ、理佐ちゃん赤ちゃんみたい……おもらしするとこするところ、みんなに見られて嬉しかったの?」
ネチネチと、理佐の体を愛撫しながら嬲っていく裕子。
まさか、わざとよけなかったんじゃないだろうな、こいつ。
洋子、『その手が…』なんてつぶやいたの、聞こえてるからな。
「あれぇ、理佐ちゃん、またおもらししちゃいそうなのかな?」
裕子の言葉嬲りに、理佐が力なく首を振ってイヤイヤをする。
「や、やめて…」
裕子が俺を見る。
「やめるの?」
「まさか。まだ俺イってないし」
裕子が理佐の身体を愛撫してるから、俺の腰の動きは割とゆっくりだ。
まあ、激しくしなくても気持ちいいし、理佐をイカせるのはそんなに難しくない。
「ダメだよ、理佐ちゃん。彼女のくせに、彼氏のこと全然気持ちよくさせてないじゃない」
気持ちよくないわけじゃないけどね、空気を読んで黙ってる。
「そんなんだから、ほかの女に手を出されちゃうんだよ」
黙って腰を動かします。
何も言わないけど、裕子の感度アップな。
あれ、理佐を嬲りながら気持ちよくなったら、裕子のやつ、変な方向に目覚めたりしないか?
そんな俺の考えには関係なく、裕子は呼吸を荒くしながら洋子を誘った。
「洋子ちゃん。私と一緒に、理佐ちゃんをいじめましょ」
あ、誘いに乗っちゃうんだ、洋子さん。
じゃあ洋子の感度もアップ。
後ろから俺に犯され、親友と恋敵(?)の二人に嬲られながら理佐がイク。
しかし二人は、理佐のおもらしを避けようともせずにひたすら嬲り続ける。
うん、女の子ってこういうとこ残酷だよね。
2度、3度、4度……最後に理佐は『ひぃぃ…』とかすれるような悲鳴を上げて気を失ったのだった。
クラスメイト。
しかも親友同士。
クラスのざわめきの理由は、もちろん俺にある。
裕子はにこにこと、理佐はどこか怯えたように……俺にくっついて離れません。
「ねえ、あれってさ…」
「えぬてぃーあーる!」
「え、でもあの二人って友達…」
「友情、それはいつも儚い…」
はっはっはっ、親友を引き裂く二股男とは俺のことだァ!(ヤケクソ)
あ、すんません、三股でした。
洋子さん、ドアのところの柱を爪でカリカリするのはやめてください。
もういっそのこと、こっちに来たらどうでしょうか?
あ、本当に来ちゃうんだ。
あれ、女子から殺気が吹き付けてくるのに対し、さっきまで『リア充死ね』的なヘイトを稼いでいた男子から、一部尊敬というか、憧憬の眼差しを向けられているのですが。