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快感メーター
官能リレー小説 - その他

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快感メーター 8

 裕子の身体がのけ反り、ブリッジをするような態勢で……おいおい、俺を上に乗せたままかよ。
 ビクビクと震えて、いきなりストンと落ちた。
「うおっ…と、大丈夫……じゃなさそうだな」
 裕子は、だらしのないアヘ顔をさらし……うん、鼻水とか、萎えるわ。
 にゅるんと、俺のモノを裕子のマ〇コから引き抜く。
 しかし、まあ…なんだなあ。
 うん、理佐のことは考えない、怖いから。
 え、俺の言いなりだろって?
 言いなりだよ、エッチの時だけは。
 俺は再び、裕子に目を向けた。
 ものすごく面倒な事が起こる……そんな予感を覚えながら。


 理佐の親友である裕子……笹本裕子は、ビッチでした。
 えーと、清楚ビッチ?
 とにかく、理佐も知らなかったぐらいで、本人曰くひっそりと食ってたらしい。
 まああれだ、俺と理佐がヤってたのを目撃して……理佐がひいひい泣かされてたのを見て、チャンスがあれば味わってみたいなぁなんて考えてたらしく。
 放課後の教室にやってきたのも、また俺と理佐がヤってたりしないかなあ、などと思ってのことだそうだ。
 なるほど、俺としては教室を覗く相手なら誰でも良かったわけだが……理佐の親友である裕子をフィッシュしてしまうあたり、引きが強いのか弱いのか。
 うん解説終わり。
 で、俺の目の前で、理佐と裕子がにらみ合い……もとい理佐は裕子を睨みつけ、裕子はニコニコと微笑み、洋子が俺に抱きついて離れない、と。
 洋子さんや、お前どんどん自己主張してくるよな?
 理佐も最初はオナニーかセックスの二択を迫った時に『誰があなたとなんか』なんて言ってたのになあ。
 100%脅迫による無理矢理な関係だったはずなのに、今や『俺と付き合ってるの』なんて周囲に牽制しまくり状態だもんなあ。
 まあ、洋子の存在を知ってからだけど。
 洋子も洋子で、『陰の女に徹します』みたいな雰囲気出してたのに、いつの間にか理佐に対抗するようになって……ああ、こいつらがいわゆるチョロインさんってやつなのか。
 そして裕子…は。
「私、あなた専用になるからね」
 お前、それはもうビッチじゃねえだろ。
 え、理佐と裕子になにか言わないのかって?
 こういう時、男は待つしかできないからなあ……矛先がこっちに向くのを。


「私のなんだから、私のものなんだから、ワタシノモノ、ワタシノモノ…」
 どうしよう、理佐が少々病み始めています。
 それを見て微笑む洋子がちょっと黒いです。
「んー、失神するまで犯しちゃえば問題ないよ」
 などと、ぐっと親指を立てる裕子さん。
 もう、普段とは別人だよな。
「女の子はみんな仮面持ちなのよ」
 そう言って裕子が洋子に視線を向けると、なぜか洋子がすっと顔を背けた。
 うん、まあ、とりあえずやるか。
 俺は理佐を引き寄せ、いきなり唇を奪う。
 快感メーターを使ってさんざん調教してやったせいか、今では理佐の口は立派な性感帯と化している。
 舌をねじ込み、つんつんと理佐の舌をつついてやると、最初はおずおずと、しかしすぐに俺の舌に絡めてくる。
 俺が舌を引っ込めると、甘えるような鼻息をこぼし、追いかけて俺の口腔へと舌を入れてきた。
 ネロネロと舌を絡め合い、お互いの唾液をやり取りし、呼吸が苦しくなって荒くなってくる鼻息そのものに興奮し、理佐がギュッと俺を抱きしめてきた。
 切なそうに俺の身体に自分の身体をこすりつけてくる理佐をちょっとばかり愛しく思う。
 愛しく思うんだが、俺の太ももに股間を擦りつけるのはやめなさい。
 犬じゃないんだから。
 うわ、俺のズボンが濡れてきた……っておい、スカートまで染みになってんぞ、理佐。
 まあ、色々やったからね。
 快感メーター使って、弄りまわしたからね。
 多分、理佐はものすごい淫乱ボディだと思われる。

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