快感メーター 7
あくまでもたとえだが、壁の向こうから俺の声がする。
その俺の声を聞いて、『あ、オナニーしてる』と認識したらそれは発動する。
それは、『実際に俺がオナニーしていなくても』そうなる。
事実かそうでないかは関係なく、本人がそう認識するかしないかがこの手の条件付の重要ポイントになるわけだ。
ちなみに、オナニーしてる写真じゃあダメだ。
あくまでも現在進行形としての認識。
なんなんだろう、このピーキーな機能。
まあ、そんな条件付けをしなければいいだけの話だけど、ルールはちゃんと把握しておかないと必ずしっぺ返しを食らうのが現実ってやつだ。
と、いうわけで。
あの女子生徒には、俺の身体を使ってオナニーしてもらおうと思う。
もちろん、俺はあの女子生徒の体を使ってオナニーするよ。
本人がどう認識するかが重要なわけだから。
俺がオナニーを中断しても、いきなり感度がダウンするわけじゃない。
すっかり出来上がってしまった女子生徒は、もの欲しげに俺のモノを見つめながら股間をまさぐるのをやめない。
正直、その女子生徒が誰なのかに気づいて萎えかけたのだが、その妖しくもエロい姿に俺のモノは瞬く間に臨戦態勢を整えた。
俺は女子生徒……笹本裕子の手を取ってち〇ぽを握らせると、ゆっくりと滑らせるように動かした。
裕子の耳元で囁く。
「裕子の手で、オナニーさせてくれ」
その瞬間ぶるっと裕子の身体が震え、はぁはぁと荒い呼吸をこぼしながら、俺に片手を委ねてもう一方の手で激しく股間をまさぐり始める。
うん、わかってるよ、裕子が理佐の親友だってことは。
俺は裕子の手を握り、裕子の手を使って擦り上げる。
なぜか裕子も、俺の手をとって自分の股間へと導いて俺の手を使って濡れた下着へとこすりつけるようにしてオナニーし始めた。
それがもどかしそうだったので、俺が自主的に手を動かして裕子の官能を引き出していくと、裕子もまた自主的に俺のモノを握る手を強く弱く変化させ、しゅっしゅっと刺激し始めた。
ゆ、裕子さん……なんだかすごくなれてませんか?
俺の困惑に対して、裕子がとどめの一撃となる言葉を囁いた。
「ねえ、私のオ〇ンコ使ってオナニーしてよ」
甘く爛れたお誘いに、理佐のことを忘れて俺は裕子の体を組み伏せた。
阿吽の呼吸で、裕子自らが濡れた下着をずらし、ドロドロのオ〇ンコにあらわにする。
「おぉぅ」
思わず声が出た。
ずぶずぶと俺のモノを飲み込む裕子のオ〇ンコの感触に腰が震える。
初めてじゃないのはある意味予想通りだが、膣の襞肉が絡まりあって、まだ慣れてなくて硬い感じがするのとは別次元の、自分のモノで切り開いて進んでいく感覚は、理佐や洋子では味わえないものだ。
「すごい、な…裕子のマ〇コ」
「あなたの…も」
喘ぎ喘ぎ、裕子が応える。
「理佐が…夢中になる…ン、わけ、ね」
「……」
動きが止まった俺に、裕子はちょっと笑って。
「オナニーでしょ、これ」
自ら腰をしゃくるように動かし始める。
うお、俺の下で、こんなに腰を振れるって…。
「ほら、私のオ〇ンコ使って?」
ちょっとカチンときた。
だから、じわじわと感度アップ。
「ん、ふふ…あン、ぁ、あぁぁっ!」
俺の下で、裕子が白い喉を晒してぐぅっとのけぞった。
許さない、さらにアップ。
「ひぃあぁぁ、何これぇ、知らない…わ、私、こんなのッ…知らないぃぃぃっ!」
裕子のマ〇コが俺のモノをキュンキュン締めつけ、ふわぁっと解放する。
休ませません。
ごんっと、強く一突き。
「くあぁっ」
乱暴に、天国を彷徨う裕子の魂をこちらに引き戻すように、ガンガンと突き上げる。
セックスに慣れてる感じだし、問題ないだろ。
「やっ、やぁっ、ン、ひ、ひどいぃ…」
「何がひどいだ?裕子のマ〇コは嬉しそうに締め付けてきてるぞ。もう放さないって感じに、な」
「ひいぃぃ」