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快感メーター
官能リレー小説 - その他

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快感メーター 6

 うん、なるほど。
 パイずりって、見て楽しむもんだわ。
 メガネ美人が俺の足元で膝立ちになって、両手で大きなおっぱいを寄せて俺のものにあれこれする視覚的刺激は強烈なんだけど、実際に与えられる快感はそれなりというか。
 正直、快感のほとんどは洋子の舌と唇による刺激だもん。
 とりあえず、洋子の乳房、乳首、唇、舌……俺の体に擦れる部分の、感度さらにアップ。
「ふぁぁン…すごいぃ…気持ちいいのぉ」
 とろけていく洋子を見ていると、俺のモノも激ってきた。
「ぁ、ぁぁ、ぁ、ぁ」
 リズミカルに跳ねる洋子の身体。
 それを察して、俺も腰を動かしていく。
「ぁ、ン、ンン〜ッ!」
 俺のものに吸いつきながら、洋子の身体が痙攣する。
 微かに遅れて、俺もまた腰を震わせた。

「……あなた、松島さんと付き合ってるのよ…ね」
 最後の『ね』に洋子の媚を感じる。
「別れてなんて言わないけど……」
 目を伏せ、しかしすぐに顔を上げた洋子は、微笑みながら言った。
「また、私のオッパイ飲んでくれる?」


 ……うん、ちょっと放心してた。
 俺は相変わらず、松島理佐を快感のあまりおもらしさせたり、七瀬洋子を快感のあまり母乳を出させたりする日々を送っていたわけだが。
 あれ、冷静に考えると俺が関わってる女って、放出系?
 違う、今はそれはどうでもいい。
 まあ、なんというか……快感メーターがですね、レベルアップしました。
 とりあえず、出来ることが増えました。
 そういうわけで、お試しついでに新しい女を手に入れようと思うのです。
 うん、俺の目の前でニコニコと微笑み合っている理佐と洋子のことについては触れないで欲しい。
 だって、微笑み合ってるから。
 何の問題もないよね?
 ふたりは仲良し。

 クラスメイト、図書委員ときたら、次はスポーツ少女か女教師か、ヤンキー(死語)とかギャルビッチなんかはひねりすぎか?
 まあ、学校にこだわることもないのか。
「いらっしゃい、ま…せ」
 コンビニの店員は、俺の顔を見て顔を赤らめた。
 あ、俺の外見はふつーだから。
 クラスの女子の間では『最近ちょっといいかも』などと噂されている(理佐談)らしいが、理佐と洋子をモノにしたせいか、自分でもそれなりに落ち着きが出てきたようには思う。
 自分でわかる変化はそれぐらいだ。
 で、赤い顔をしたコンビニの店員さんは、俺に見とれていたわけじゃなくて、現在進行形でじわじわと快感にやられているわけだ。
 何かに気づいたように俺から視線を逸らし……また俺を見て、顔を赤らめる。
 うん、快感メーター使ってイタズラしてるだけ。
 俺を見たり、声を聴いたりした瞬間、感度アップ。
 自由度はあんまり高くないんだけど、マクロ設定というか、対象者の感度操作の条件付けができるようになりました。
 まあ、テスト感覚でコンビニのそこそこ可愛い店員さんで遊んでます。
 いや、だってこの機能なんか怖かったから。
 理佐や洋子に使って悪影響出たら困るし、学校の誰かは身近すぎるから。
 うん、やっぱりこの機能はやばい。
 もう、店員さん俺しか見てないもん。
 ……フラフラする足取りで俺のほうに歩いてきたし。
 うん、逃げよう。

 逃げたら追いかける、基本ですよね。
「あぁぁぁぁ…」
 はっはっはっ、足腰立たなくしてやりました。
 快感メーターだけじゃなくて、それなりに女性の身体の扱い方はわかってきたので。
 理佐と洋子に感謝。
 えーと、名も知らぬ店員さんごめんなさい。
 でも、あれだな。
 この機能、復讐なんかに使い勝手が良さそうな感じだな。
 嫌いな人間を、俺とは関係のないところで破滅させる……みたいな。

 今日も新しい機能をテスト中。
 条件付けは、本人が認識できるかどうかが重要っぽい。
 例えばいま、俺は放課後の教室でオナニーをしてるわけだが、ドアの隙間からかぶりつきでそれを見ながら股間をまさぐっている女子生徒がいたりする。
 うん、自分でも後悔してるんだ。
 だから条件についてツッコムのはやめてくれ。
 それはさておき、俺のオナニーを目撃して発情しちゃった女子生徒なんだけど、実際にその光景を目で見て、俺がオナニーしてると認識した瞬間に、感度が上がったっぽい。
 一応実験済みなんだけど、これは音だけでも構わない。

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