すうっと、裕子に支えられて瑞穂は立ち上がり、ふらふらと夢遊病を思わせる足取りで俺のもとへとやってきた。
　俺は夢をあきらめない。
　床に寝転ぶ俺。
「ほら、ご奉仕だよ…瑞穂ちゃんから動くの」
　ナイスフォロー、裕子。
　俺の身体をまたぎ、そっと手を伸ばして裕子の愛液でヌルヌルの肉棒に触れた。
　マ〇コを重点的に感度アップだ。
　とにかく疼かせてやる。
　うん、ドロドロだよね。問題ないよね。
　ゆっくりと、瑞穂の腰が降りていく。
「ほら、オ〇ンチンが気持ちよくなりたくてヒクヒクしてるよぉ。瑞穂ちゃんだけが、ご奉仕できるオ〇ンチン。瑞穂ちゃんのエッチなオ〇ンコだけが……」
　催眠術でもかけてるのか、裕子。
　ぬちゅっと、瑞穂の指に導かれ、肉棒の先端がマ〇コに沈む。
「ぁン」
　カクンと、瑞穂の足から力が抜ける。
「あ」
「ヤバ」
　ヌルヌルとした肉襞をかき分けて、肉棒の先端が瑞穂の最奥が突き上げた。
「〜〜〜〜ッ！！！」
　まるで感電したかのごとく、瑞穂の身体が激しく痙攣を繰り返す。
　太ももがこわばり、腰が浮く、落ちる、を繰り返し、悲鳴にならない声をあげ続ける瑞穂。
　それはさながら腰振り人形のようで。
　ぐるん、と瑞穂が白目をむいた。
　その全身が力を失う……が、俺の胸の上に倒れ込みながらも、その腰だけが淫らに蠢き続け、俺のモノを断続的に締めつけ、絞り上げるのだった。

　いやあ、失神しまくりだよね瑞穂。
　グイグイと、みどりさんを啼かせながら裕子に話しかける。
「あれが、苦しかったか気持ちよかったかで、ものすっごく変わってくると思う」
「うーん」
「んあぁ、お、お尻は…やめ」
「あ、ごめんねみどりさん」
　揺れる胸に吸い付き、腰を回すようにしてマ〇コを気持ちよくイジメテあげる。
「みどりちゃんのお尻の穴、いやらしいぃ」
　みどりさんの身体をはさんで、俺は前、裕子は後ろを責めていたりする。
　既に裕子さん、みどりさんを食ってました。
　マジパねえ。
　うん、他のふたりはともかく、俺はちょっと現実逃避してます。
　いざとなったら、全身性感帯にして手ごめコースしかないのかなあ…。
　あんまり快楽に依存させると、性格変わっちゃうんだよなあ。
「……あ、瑞穂ちゃん起きた」
「え、マジ？」
　俺は腰を動かしながら、ベッドの方に視線を向けた。
　身体を起こし、ボーッとしている瑞穂。
　ふらりと、こちらに視線を向ける……その瞬間、ヤバイと思った。
　立ち上がり、しっかりとした足取りでこちらにやって来る瑞穂の目は完全に座っている。
　何も言わず、瑞穂はみどりさんの身体を押しのけ……あれ？
　俺の身体をまたぎ、肉棒を掴んで……いや、濡らさないと、瑞穂さん、濡らさないと。
　あれ、濡れてる？
　俺のモノを一気に迎え入れた瑞穂さんは、濡れた瞳で俺を見つめた。
　あ、これアカンやつや。
「あなたのオ〇ンチンは、瑞穂だけのモノ…」
　裕子さん、目を逸らさない。
　これ、絶対裕子さんのアレが悪影響与えてるから。
　瑞穂が腰をくねらせ始めた。
　はいはいはい、とりあえず失神させてリセット狙い。
　ガンガン腰を突き上げ、ガンガン感度アップ。
　ちくしょう、快感に悶える瑞穂がめちゃエロい。このままでもいいんじゃないかなんて考えちゃう俺がいるよ。
　裕子が、背後から瑞穂を責める。
「くひいぃぃ！」
　瑞穂、それ、クッころ系の悲鳴や。
　抱きついてきた瑞穂を抱きしめ返し、キスをする。
　ブルっと震えた瑞穂の瞳から、狂気の色が薄れたように見えた。
　キスを繰り返し、腰の動きを緩やかに、とん、とん、とリズムよく小突くような感じで奥を刺激してやる。
「ン、ン、ン…」
　それに合わせて可愛く喘ぐ瑞穂。
　何かを察したのか、裕子が瑞穂から離れた。
　うん、お尻にバイブ刺さったまま泣いてるみどりさんの相手してあげて。
　俺は瑞穂と、ひたすらイチャイチャセックスして浄化させるから。
　とんとん、とんとん、と。
　奥を突かれる度に、きゅ、きゅ、じゃなくて、刹那を思わせるキュン、キュン、って締め付けてくる。
　さっきは瑞穂の中を味わう余裕もなかったからなあ。
　うん、これが国崎瑞穂のマ〇コかあ。
　抱きしめてキス。
　腰の動きを止め、ねっとりと舌を絡めあう。