出会い喫茶店 6
「ご指名ありがとうございます。
私はソフィア、よろしくお願いします」
彼女の豊かな胸に付けられた、名札には彼女の名前と年齢、スリーサイズが記載されていた。
年齢 19歳
身長 158cm
3サイズ B:92(F) W:58 H:84
改めて近くで見ると、これ以上ないほど、俺の志向に当てはまっていた。
「ご注文はお決まりになりましたか?」
「そうだな……この、フルーツジュースを貰おうか」
「ストローはシングルとダブルが有りますが、どちらにしますか?」
「ダブルで頼む」
ソフィアは、他のウェイトレスに注文票を渡すと、俺の隣に座った。
甘い香りが漂ってくると同時に、はちりれんばかりの胸の谷間が飛び込んでくる。
俺はその豊胸を鷲掴みたい欲望をグッと押え、笑顔を向ける。
「ソフィアは日本語上手いんだね。留学生?」
「いいえ、父は日本人のハーフなんですよ。」
「へぇー金髪にグリーンアイだから、日本の血が入っているとは思わなかったよ。」
「だから、子供の頃は虐められました。金髪は目立ちますから。」
「全く、染めてはいないの?」
「ええ、体毛は総べてこの色です。」
(体毛は総べてってことは・・・あそこの毛も・・・)
俺が一刻も早くソフィアのパンティーを脱がしてみたくなるのは、若い男としては当然だった。
それでも、それをグッと堪える。
そこへ注文したドリンクがやって来た。
「お待たせしました。
フルーツジュースお一つとラブラブカップルストローです」
ドリンクには、よくカップルが使っているのを横目で目撃していた、ハート型に組み上げられたストローが挿してあった。
勢いで頼んでしまったが、果たして彼女はこれに、付き合ってくれるのだろうが、今更ながら心配になってくる。
「えーっと、一緒に飲むかい?」
ダメもとで思い切って聞いてみる。
もし成功すればラッキー程度のほとんど期待していない質問を…
「まあ!ありがとうございます。
一緒に飲ませて貰えるなんて、私嬉しいです」
答えは予想を大きく上回るものだった。
彼女は満面の笑みで、嬉しそうに答えてくれた。
「これ、1度やってみたかったんです!お客さん同士がやっているのが羨ましくてぇ〜」
無邪気にストローの先端を咥えるソフィアは、邪気のない少女のようだった。
「ソフィアはさ、こうやって指名されること、しょっちゅうなんだろ?」
「そんなこと無いですよ。お客さんとカップル成立すれば、ここでは働けなくなりますかね。」
「それじゃあ、キャバク嬢みたいに、軽くあしらうってこと?」
「そんなことしませんよ。一応ウェイトレスだって、指名時には『NO』と言えるんですよ。」
「俺も・・ソフィアに選ばれたってこと?」
「モチロン!〜さあ、一緒に吸い合いましょ!♪」
ソフィアが楽しそうにストローを加える。
俺もそれに習いストローを加えた。
ソフィアの日本離れした美しい顔が、俺の目の前に近づき鼓動が高鳴る。
俺は緊張のあまり、そのままジュースを飲み続け、気付けば全てを飲み干していた。