PiPi's World 投稿小説

出会い喫茶店
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 3
 5
の最後へ

出会い喫茶店 5

そして、男がトランスを下ろすと、堅くなって肉の棒が勢いよく現れた。
普段なら顔を背ける光景の筈なのに、今の私はそれを嫌悪感を抱きながらも、見入っていた。

「じゃあ、横になろうか」

男の声で意識が引き戻される。
あまりに集中し過ぎて、周りが見えなくなっていたようだ。
私は男に言われるがまま、マットの上で仰向けに身体を倒し、男の物を受け入れる準備をする。
私の恥ずかしいポーズに、興奮した男の逸物がビクビク動く、そして、それを見ている私の股間も、グチョグチョに濡れていく。
知らない男に犯されるというのに、私の身体は彼のチンコに犯される事を望んでいるのだ。
興奮した男は私に覆い被さると、いきなり挿入し、身体を擦りつけるように上下に動いた。
まったくムードの欠片もないセックスだ。
私はただの人形のように犯された。
それなのに私の口からは、彼にねだるような言葉が次々と出てくる。
そして、その度に彼の事が私の中で、大事な存在になっていく。
彼の身体がビクビクと、震えるのを感じた。
それと共に私にも、急に絶頂がやってくる。

「うっ…出るぅ!!」
「いいぃ!イクぅぅ!イっちゃうぅぅぅぅ!!」

私の身体の中が彼の精液に満たされていく。
知らない男の子供を、孕むかも知れない恐怖感が全然湧いて来ない。
それよりも幸福感が私の心を満たしていく。

「はぁ…はぁ…はぁ…お、俺の女になってくれるか?」

息を切らせた彼が聞いてくる。
そんなもの考えるまでの無く、答えは決まっている。
顔もセックスのテクもダメダメな男に、私は答えた。

「はい、喜んで!」

私の新しい生活が始まった瞬間だった。

おわり

※ ※ ※ ※ ※

そして、今日も新たなお客様はやって来る。
俺の名前は和田雅弘。
街を歩いていたら、可愛いアンミラ衣装を着た女の子に誘われ、見知らぬ喫茶店にやって来た。
店内に入ると、客引きの彼女が言うように、ウェイトレスの容姿のレベルは、すこぶる高かった。
説明を聞くに、お客同士の出会いを斡旋しているらしいが、今店内に居る女性客に、俺の興味はまったく向かなかった。
むしろ俺の興味は、一人のウェイトレスに引き寄せられていた。
金髪の長髪を腰まで伸ばし、大きな胸は制服のせいで更に強調され、見事なスタイルに、俺の視線は釘付けになっていた。

「お客様、当店ではウェイトレスの指名も可能なっております。
お気に召した、娘がおりましたらお呼び致しますが、如何致しますか?」

俺の視線に気付いた、説明役のウェイトレスが声を掛けてくれた。
そうと分かれば、断る理由は無い。
お目当ての彼女を呼んで貰うよう、説明役のウェイトレスにお願いする。

「かしこまりました。少々お待ちください」

ウェイトレスはお辞儀をし、俺の席から離れると、彼女のもとへと向かった。
ウェイトレスの耳打ちに、"あら?"と言う顔で俺を見つめる彼女を見て、ドキリとした。
カラーコンタクトなのだろうか?
グリーン掛がった瞳が、金色の髪にとても似合っていた。

ゴクッ・・自然と喉が鳴る。
ネクタイを緩め、首元の第一釦を外した。

「いらっしゃいませ。」
垂れた髪を耳に掛けながら挨拶する彼女の笑顔を見た時から、俺は営業回り中だということを、完全に忘れた。

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す