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神待ちの人がやってきた
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神待ちの人がやってきた 7

彼女は勃起をやんわりと扱きながら、キスをした。
今度はこちらが舌を入れる前に彼女から舌を入れて絡めてくる。
「ふぐっ、ん、んんっ!」
彼女の手の中で勃起が脈打ち、精液がびゅっびゅっと出る。彼女はそれでも扱き続ける。
「すごくぬるぬる……」
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「あれ、まだ勃ってる?」
射精してもすぐに萎えて小さくなるわけではない。
半勃起から、だんだん萎えてくる。
「あ、ああ、あっ!」
射精直後の敏感なものをぬるぬるした精液まみれの手で扱かれたのだから、たまらない。
「ちょ、ちょっと、だめだよ、うぅっ」
萎えかけていたものが、勃起していく。


「ゴム、どこ?」
ラブホテル風に枕の下に隠してあるのを取り出した。「こんなに薄いやつ、破いちゃいそうで、ちょっとこわい。自分でつけてほしいな」
彼女に一度渡したコンドームを返されて、自分で暗いから手探りでかぶせた。
「はい、おなかが上になるように寝てください」
彼女に言われたように仰向けに寝そべった。
すると、彼女は馬に跨がるようにこちらの腰の上にゆっくりと腰をおろしていく。

「んっ、ふぅっ、はぁ、はぁ……入れちゃった」
騎乗位になった彼女は、こちらの胸板のあたりに手をついて、小刻みに腰を揺らし始める。
「あんっ、はぁん、あっ、あっ……」
こちらは彼女の腰のくびれに手を添えて軽くつかんでいる感じ。
彼女が胸板ではなく腕のあたりをつかんで、身を起こしたらしい。
こちらが、彼女のペースより少しずらして腰を突き上げると彼女のあえぎ声がさらに激しくなる。
彼女の手首をつかんでさらに腰を突き上げまくる。
「ああっ、あぁんっ、あっ……ひゃん、いっちゃう……やだ、一緒にいきたいのにぃ……ああぁぁっ!」
激しく突き上げすぎると抜けちゃったりしやすい。けど、彼女の小さめの膣穴は刺激に反応して、ぎゅむ、ぎゅむ、と締めつけてくる。
つかんでいる彼女の手首まで、びくっ、びくっ、びくっ、と痙攣した。
そこで彼女の手首を放して上半身を起こして、彼女の体を抱きしめた。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
彼女の吐息がくすぐったい。

しばらく、抱きしめている間も勃起したものが萎えないで刺さりっぱなしだった。
彼女の息づかいや肌ざわり、体温や小さな鼓動。ほのかないい匂いがする。
香水よりやさしい匂い。
それがとてもよくて、興奮していたからだ。
「香水つけてる?」
「ううん、つけてないよぉ……すごいね」
「なにが?」
「まだできそうなぐらい勃ってる」
「自分でもびっくりだよ」
彼女が抱きついたまま唇を重ねてきた。



キスで興奮するより、なんとなくしあわせな感じで、まったり気分が落ちついてきた。
半勃起になった肉棒が彼女の膣穴から抜けた。
「ええっ、キスしたらしぼんじゃうの?」
「あー、あれだ、頑張ったから、休憩してるんだよ。たぶん」
彼女がまるで試合終了というように、部屋の明かりをつけた。
「ゴム、とっちゃうね。なんかへろへろでもう使えないのかな。これ」
「風船みたいにふくらませたり、水風船にして壁にぶつけたりできる」
「なにそれ。リサイクル?」
彼女がくすりと笑って、コンドームを外すとしぼんだものを見つめている。
「え、なんか、これかわいいな、と思って」
そんなに見つめられるとさすがに恥ずかしい。

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