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神待ちの人がやってきた
官能リレー小説 - その他

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神待ちの人がやってきた 6

風俗嬢――デリバリーヘルス嬢やソープ嬢のようなセックスの手際のよさもない。
ただ、風俗嬢は自分のことをアピールしたり、客のことを親しげに聞き出そうとする。
援助交際する女性たちは逆にアピールしない。客のことを聞き出そうともしない。
テレビのCMを見ながら「この人たしか雑誌のモデルの人なんだよ。モデルさんもいろんな人いるよね。名前知らなくても好みの人いる?」と、にこにこしている彼女の雰囲気や行動はちょっとちがう。
自分の話はしない、名前も言わない。
それは援助交際する女性たちのようだ。
しかし、今夜は猫が気まぐれでなついたように、風俗嬢やキャバクラ嬢の営業トークばりに、あれこれ話しかけてくる。
時間を気にしている感じもない。
携帯電話もバックに入れっぱなし。



お金に困っている様子も感じでもなさそう。
旅行者がヒッチハイクするみたいに泊まり歩いているのか。
それにしてもレイプされたりする危険を考えたら、安いラブホテルとかに宿泊する方が無難だ。
宿泊代がわりにセックスをしているのかな。
考えるとわからないことが多すぎる。
どうやってアドレスを知ったのだろう。
聞いてみたいことはあれこれある。
でも、昔話とかの「誰かに話してはいけません」とか「箱を開けてはいけません」みたいに、聞いてはいけない気がした。
「寝ようか」
「うん」
一緒のベットで寝ていると、そんなことはどうでもいいことに思えた。

「今朝もしたばっかりなのに勃ってる」
「そっちだって乳首、かたくなってる」
抱き合ってキスをする。
舌を入れてみた。
彼女がトランクスの上から勃起を握って扱いた。
こちらも彼女の乳房をシャツの上から揉む。
「ふぁっ、ぁんっ、んっ……」
乳首を摘まんで転がすと彼女があえぎ声をもらして、手の動きが早くなる。
「そんなにしたら下着の中に出ちゃうだろ」
「あぁん、だって……」
「舐めて」
「ん……」
彼女が体を移動させてトランクスを下げる。
飛び出した股間の勃起を撫でる。
「ちゅ、れろっ、ちゅ、ちゅぷ……」
先端のあたりを舐められるとたまらない。
「はぁ、うっ、くっ……」
「もっと声出して。暗いから顔も見えないでしょ……気持ちいい?」
「すごく、いい……」
「出そうになったら教えてね。くわえるから」
彼女は歯医者が「痛かったら教えて下さいね」みたいな口調で言うと、フェラチオを再開した。
それって口の中に出してってことか。
こちらが手をのばして肩を撫でたり、乳房をさわろうとすると「とどかないし、顔にあたったらあぶないから、おとなしくしてなさい」と言ってから「小学校の先生みたい」と言って彼女くすくすと、くすぐったくなるような声で笑った。
完全に主導権を握られてしまった。
でも、それがいい。
「ぢゅぷ、ふぐっ、んっ、ぢゅぷ、ちゅぷ……」
彼女がくわえこんで、おそらく頬をすぼめて舌も使ってしゃぶっている。
さらに肉棒の根元を扱きながらしゃぶる。
何回もいきそうになるのを我慢する。
「少しあごがつかれちゃった」
そういうと内股や脚のつけねをぺろぺろと舐めたり、尻の穴まで舐めた。
彼女の肛門も舐めてあげたくなる。
気持ちいい。
彼女が体の位置を下半身から上半身を舐めたり、撫でながらずらしてきた。
彼女の柔肌がしっとりと汗ばんでいる。



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