PiPi's World 投稿小説

続・全てが叶うスマフォ
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 77
 79
の最後へ

続・全てが叶うスマフォ 79

「では記念に1つ占ってあげよう…何を占ってほしいかな?」飛鳥先生はなぜかバレーボールを取り出した…

「水晶で占い?ん?バレーボール?」

「いやぁコレは飾り…雰囲気作り☆では何から占おうか?」飛鳥先生が尋ねる。

…占いの結果がどうなろうが、スマホで変えることが出来るからどうでもいいこと…なんて言ったらつまらないな。

「…そうですね、僕の運命の相手を占ってください」
「なるほど。いいでしょう」
飛鳥先生、懐からタロットカードを取り出す。
…ってか、バレーボールの存在は何だったの?

「この後、最初に出会って一緒に行動する異性…その人に対する一郎くんの接し方次第です」

その言葉を聞くと、俺は占い屋を後にした。
薄暗い占い屋を出ると、眩しい光が俺を出迎え…無かった。
完全な暗闇と柔らかい感触が俺の顔を覆う。

「ああん!」

女性の甘い声が耳に届く。
この聞き慣れた声は…
俺が一歩引くと目の前に光が戻り、柔らかな壁の正体が判明する。

「遥さん!!」
「あら、誰かと思ったら一郎君」

そこには俺の始めての相手である、お隣の遥さんがいた。
「珍しいね。今日はどうして学校に?」俺は尋ねる。
「実はいとこが通ってて招待されたの!何でも「将棋同好会」で「コスプレ将棋」やってるらしいの☆あと、沢倉球技製造(サワクラボール)のスポーツ用品とかボールを時々買っているんだけどその新製品展示会もあるって聞いてね…」
運命の相手は遥さんだったのか…
言われてみれば、遥さん以上に俺の理想に当てはまる、女性など存在するはずが無いのだ。
俺は遥さんに校内見学を誘う事にした。

「遥さん!見に来てくれたんですね」
「ふふ、一郎君にチケット貰ってたものね。来ない分けにはいかないわ」

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す