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続・全てが叶うスマフォ
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続・全てが叶うスマフォ 61

ふむ。
…俺はどちらでも構わないけど、周りの反応はどうだろう?

「いーちろーうくーん」
後ろで俺の名前を呼んだのは千早。
バレーボール部次期キャプテン候補?は我がクラスのムードメーカーである。
「どうした?」
「ここは一郎くんにもご協力願いますです」
「まあ…それなら良いけど」

「強力な味方がつきました」
「よいことです」
千早の隣には麻衣。
クラス一の秀才はこういったイベントにも積極的で、さながらプロデューサー的な役割を担う。

「実は…」千早が語りだす!

千早は模擬店でもめた過去から模擬店をやりたいと思いながら今年は控えるつもりでいた。
で、今年は彼女の好きな「セーラームーンS」のアニメを実写でやりたいしい…

「ダイモーンの光線を胸にたっぷり浴びて「ピュアな心の結晶※が、あぁ〜っ!」ってね」興奮する千早

千早の隠れた趣味は「セーラームーン」なのだ!


「う、うん…しかし、千早さん、個人的趣味でそれを言われましても」
「うーん、ダメかな〜」
「衣装とかも用意して、体育館のステージも使わせてもらおうって…」
『プロデューサー』麻衣も結構乗り気のようだが。

「…千早、それじゃ子供の学芸会じゃない」
横からアリスが突っ込む。
「…ですよねー」
千早ががっくりと項垂れる。

「でも、部活枠があるからバレー部でやってみたら?」未沙が提案する。
「いいの?」千早は戸惑う…「放課後に言ってみよう!」桃子も推す。

伝統で部活でも参加が可能でステージか教室の他、他校との親善試合が選べるのだ!

とりあえず千早の気持ちを落ち着けるべく…

「「セーラームーンS」の実写はバレー部が挑戦!好評を博す!千早も妄想どおりダイモーンの光線を胸にタップリ浴びてピュアな心の結晶※を奪われる。」

と設定、話題をクラスに戻す…

ーさて、クラスの方は模擬店に積極的なようだ。
「ふふふ、千早さんは部活枠なんですね。ならば、今年こそ私の夢を叶えるときが来たのね!」
「ほう、トモちゃん、何か案があったかね」
鼻息荒い共恵に、千早がニヤリと笑う。

「で、共恵は何がやりたいんだ?」
「よくぞ聞いてくれました一郎くん!それは…『メイド喫茶』ですっ!」
「…力入ってる割にベタだったね」
未沙が共恵に突っ込む。

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