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続・全てが叶うスマフォ
官能リレー小説 - その他

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続・全てが叶うスマフォ 58

「一郎くんって、女の子にモテるのね」
「いやあ、そうですかね」
…その理由の大半は、あの拾ったスマホにあるんですけど。

「由希ちゃんとか、隣の遥ちゃんとか、他にもいろんな女の子と…青春してるね〜」
そう言う幸恵さんの表情は、俺を羨ましくも思ってるのもあるが、どこか寂しげに見えた。

…俺も幸恵さんとヤリタイと思って親父を長期の出張に行くと設定してしまったのが裏目に出たのだろう。
それを実行に移そうと思ったとき、幸恵さんが俺に妊娠の話を切り出してきた。
そこで、俺の計画は白紙。
妊娠している幸恵さんの身体に変な負担はかけたくはない。
…数少ない、スマホで行った設定による、後悔である。


「一郎くん」
「はい―」
反応した瞬間、唇に何かが触れた。
幸恵さんが俺に、キスしてきたのだ。

俺は軽いキスのつもりだったのだが、幸恵さんは濃厚なのを要求してきた。
舌が絡み合う。
たまらず、幸恵さんの背中に手を回す。
俺はそのままベッドに倒されてしまった。

「ちょっ、幸恵さん…」
「動かないでね?」
幸恵さんはニコニコと笑ったまま、俺のモノに手を伸ばす。

「大きい…あの人より、素敵…」
うっとりしながらそんなことを言う。
あの人って、親父だよな…
親父が出張に行ってしまって、寂しいのだろうか。
それとも、それとは別に、親父とのセックスに不満だったとか…それはあまり考えたくはないが。

「うふふ、逞しいなぁ。これでたくさんの女の子を喜ばせてきたのね」
幸恵さんは笑顔で俺のモノをシコシコと扱く。
「ゆ、幸恵さん…」
「私もね、一郎君のことが、気になってたんだよ…?」

…告白された。
もちろん俺のほうもだけど…
「…嬉しいです。でも、幸恵さんには親父が」
「もちろん、皆愛してるよ」

「…だったら」
「それはわかってるよ。でもね、身体は…寂しいの」
幸恵さんが曇った表情になる。
瞳の端に、涙のようなものが見えた。

「身重なんだから、無理はしちゃダメって知ってるけど、欲望は抑えきれないよね…」
幸恵さんは、俺の分身に唇を触れさせた。

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