続・全てが叶うスマフォ 51
俺のクラス、2年1組。
メンバーは未沙・千早・福森杏・湯之谷美咲。
杏と美咲はバスケ部の主力クラスだ。
…実は俺のチームも順調に勝ち進んでいたが抽選のくじ運が悪く、準決勝でこのチームとあたってしまい、負けてしまった。
それでも、同じクラスのチームが決勝で戦うのはうれしいことだ。
対する3組は唯・瑠璃子・沙恵・結菜の4人。
「やるもんだな」
「負けないからね」
千早と瑠璃子は目を合わせ、お互いに言う。
―瑠璃子がサーブの位置につき、決勝戦が始まる。
試合は一進一退。
お互いに一歩も譲らない、白熱した試合になる。
中略
試合は俺のクラスが僅差で負けてしまった。
閉会の挨拶の後、汗を流す為にプールが開放される事になった。
うちの学校自慢の巨大プール、全校生徒で入っても、まだまだ余裕のある大規模施設である。
生徒達は学校指定の水着にしては、セクシー過ぎる水着を携えプールに向かった。
美少女ぞろいのクラスメイト達も水着に着替えプールに入る。
スタイルも良い娘が多いので、なかなかの壮観である。
「一郎、こっち来なよ」
由希が俺を呼ぶ。
激戦の疲れもなく我がクラスの女子は元気だ。