PiPi's World 投稿小説

続・全てが叶うスマフォ
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 45
 47
の最後へ

続・全てが叶うスマフォ 47

―さて、俺も練習するかと思ったそのとき

「唯、練習しよっ!」
3組の、唯のチームメート達がやってきた。
大下沙恵・藤野結菜・小松瑠璃子。
3組の誇る精鋭部隊とも呼べる面子だ。

「何なら唯、今から試合してみる?」
「いや〜…大会まで取っておいた方がよくない?」
アリスの誘いに唯は困惑気味。

「でもいいんじゃないかな?唯ちゃんとことうちは予選通過するまで当たらないし」
由希が言う。

「やってみたらいいじゃん。ちょっと見てみたいのもあるし」
そう言うのは千早。
同時に、瑠璃子の方をニヤリとしながら見る。

瑠璃子は元バレー部。
素質は高く期待されていたが、怪我のせいで半年もたずに退部していた。

バレーボールで活躍するには怪我の影響は大きかった。(板島)友里とは違い選手生命に関わる為、諦めた。

そんな折、茶道部の顧問である「(春山)澄江」先生が高齢を理由に退職。代わりの顧問に(岩浦)真純先生が就任した。「茶道岩浦流」の家元を祖母に持つ真純先生が選ばれた。

その真純先生に誘われ茶道部に入部。更には真純先生に代わってバレーボール部の顧問となった(浅野)文乃先生に頼まれ「将棋同好会」にも入会した。

変身前の文乃先生=(浅野)文雄先生は長年バレーボール部の顧問をしてきた。バレー暦は浅いが采配や指導力には定評があった。理由として趣味の「将棋」が影響しているらしい。将棋界ではちょいとした有名人で段も持っている。その為、バレーボール経験者の真純先生が赴任しバレーボール部の顧問になったのでバレーボール部の顧問を退任。「将棋同好会」の顧問に転じた。

そんな先生の趣味は女教師に若返って、再度バレーボール部の顧問になった今も尚続いていた。

そんな「茶道」・「将棋」に興じバレーボールとは距離を置いている瑠璃子。しかしやけに自信たっぷりだ!

「…その言い方って何かな。私を馬鹿にしてる?」
瑠璃子が千早に向かって言う。
「いや別に」
千早は少し戸惑った顔をしたが、平静を装う。

瑠璃子は3組の女子の中では飛びぬけて人気の高い美少女だ。
…しかし、俺は彼女に対して、少しばかり恐怖心を持っていた。
何しろこの瑠璃子、ほとんど無表情、笑ったところなど見たこともない。
そのため校内では『氷の美少女』なんて呼ばれ方もしている。

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す