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続・全てが叶うスマフォ
官能リレー小説 - その他

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続・全てが叶うスマフォ 45

ボールに触れているうちになぜか気分が良くなった友里。気がつけば今までの(バレーボールの)勘を取り戻していた。樹里も友里に負けないようボールをあげる。

「いいよ〜、その調子〜」
樹里はニコニコしながら友里のトスを返す。
「(あれ…私、ちゃんとできてる…?)」
友里は、自然と自分がバレーへの恐怖心や不安から解放されていることに気づき始める。

「(…だから言ったじゃん。友里はできる子だって)」
少し遠くから、未沙は友里の姿を見つめていた。

さらに気を良くした友里は樹里とのラリーをやめ、桃子・千早・未沙などバレー部員を集めて(ボールを)打ち合うことにした。

友里の変化に気づいた樹里は俺たちに声をかけ円陣換えとなった。

バレー部による本格的な(ボールの)打ち合いを見ながら樹里以下クラスの女子と俺は打ち合いを再開した。

徐々に調子が上がる友里。
しかしそこでチャイムが鳴った。
「ふむ、これなら次からの特訓では期待していいよね?友里さん」
千早が笑顔で友里に尋ねる。

「う〜ん、それはどうかな〜?」
「ふふふ、その顔は期待してろって顔だぞ〜。今日の練習は本気で行くからな?」
「え〜」
「え〜、じゃないっ!」
そうは言いつつも笑顔の友里と千早。

「友里ちゃん、感覚取り戻せたのかもね」
「なのかな」
樹里の言葉に、俺はそう返す。

「それが友里の実力だからね」
後ろから未沙が言う。

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