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続・全てが叶うスマフォ
官能リレー小説 - その他

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続・全てが叶うスマフォ 41


 先日の話のように、水泳部の樹里はスイムスーツを着てきていた。
 他にも、水泳部関係などで男女ともにスイムスーツの人がいる。

 記録とは無関係そうな男子でもスイムスーツの奴がいた。
 恥ずかしがり屋なのかもしれない。

 そして、梓…スイムスーツを着て、授業に出ていた。俺は、水着を自由にしたこの決断が梓に役に立てたことを確認してホッとした。

「そうだね」

 俺は樹里に答えた。


皆プールサイドに整列し、恭子先生の到着を待つ。

「そういや、あのフェミニスト女はどうしたんだ?」
俺のクラスの男子の誰かがそう言った。
そう言えば、陽菜の姿が見えない。
スマホの設定で黙らせはしたが、前の授業の終わりが終わりなだけに、この水泳の授業でどんな行動に出るか気になっていた。

「…逃げたんじゃない?」
陽菜と険悪なムードを作った張本人・アリスが呟く。


「陽菜だ」

 誰かが言った。
 陽菜は…スイムスーツを着てゆっくりと現れた。

「あら、陽菜、男女平等の、胸を出した水着は、どうしたの?」

 アリスが意地悪そうに言った。

「これこそ、真の男女平等の水着よ!」

 陽菜は胸を張って答えた。


 ところで、実は俺は、水泳の授業の前に一つ設定をしていた。
『次の水泳の授業は、後半の半分が自由時間になる』



恭子先生がやって来て、授業が始まる。
先生はこの前と同じ競泳水着だった。
「今日から水泳の授業では、水着は自由です。皆さん思い思いの好きな水着を着ていますね。授業は例年通り行いますから、それは理解しておいて下さいね」

そして
「今日の授業の後半は自由時間になっています。何をするかは皆さんの自由ですよ」

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