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性先進国
官能リレー小説 - その他

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性先進国 5

一郎はリンダの上に覆い被さるように、彼女を洞窟の床に押し倒した。
「アァ〜ン、一郎、来てぇ〜」
股を開いて誘うリンダに一郎も我慢出来ず、一気に貫いた。
「アァ…ッ!!す…すごい!おっきい!奥に当たってるの!」
「リンダ…ハァ…ハァ…リンダ…」
「ア!アン!一郎…!良いわ!良いわ〜!アァ〜ン!」

…その後、二人は一郎の“猛り”が静まるまで何度も何度も激しく愛し合い、洞窟から出てみたら夕方だった。


そして一郎もセクロスでの暮らしに慣れ、半年が経った頃、なぜか本社から帰国命令が出た。
どうやら本社の方針で、成果の少ない海外の拠点を撤収する事に決まり、セクロス支社も槍玉に上げられたらしい。
「どうせ日本に戻っても田舎の営業所か、本社でも日陰部署でリストラ候補だ…帰りたくないなぁ…」
そんな事を考えていると、セクロス支社での先輩の藤原という男が現地退職して会社を立ち上げてセクロスに永住すると言い出した。
「佐藤、日本に戻る気が無いなら会社辞めて一緒にセクロスに残らないか?仕事を手伝ってくれる仲間がいてくれたら嬉しいよ。セクロスはまだまだ発展途上の国だから未来があるぞ。どうだ?」
「それもそうですね!」
帰りたくなったら帰れば良いと軽い気持ちでOKした。
「それで、何の会社をやるんです?」
「言うなれば旅行代理店だな。日本からセクロスに客を連れて来るんだ。目的はもちろん解ってるよな?これは儲かるぞ〜」
「つまり売春ツアーですか?セクロス側はどう思うかな…」
「それがセクロス観光省の担当者に話たら大歓迎!日本人はマナーも良いし金も落としてくれるからどんどん来てくれってさ」
「そ…そうなんだ…しかしそういう事ならセクロスより日本に拠点を置いた方が良いのでは…?」
「日本での拠点は既に日本にいる俺の友人達に任せてあるから心配いらん。君にはこっちの拠点の事務をやってもらいたい」
何とも手が早い事だ。

…そんな訳で一郎は藤原の事務所を手伝う事になった。
裏方なので客の前に出る事も無い。
さらに嬉しい誤算があった。
藤原は一郎の他に二人の女性を事務員として雇ったのだ。
もちろん美人である。
「やっぱ事務所には華が無いとダメだよな〜」
というのは藤原の言だ。

今更だがセクロスは日本では考えられないほど性に対して開放的な国だ(ついでに言うと美女の産地でもある)。
これは国が性の開放を国策として推し進めているからである。

ここで一郎のある休日の一日の過ごし方を見てみよう…。

‐AM 9:00‐
…チュン…チュン…
「…うーん…」
小鳥達の声とカーテンの隙間から差し込む朝日に一郎は目覚める。
ここは彼のセクロスでの家…割と良いアパートの一室である。
上半身を起こすと彼は裸だった。
隣では同じく裸の美女が寝息を立てている。
昨夜バーで知り合った女で名前は忘れた。
意気投合し、そのまま連れ帰ってベッドインし、激しく愛し合った。
ちなみに一郎は特にモテる方ではないし、特に女性にだらしない訳でもない。
この国では普通の事なのだ。

昨夜かいた汗を流そうと風呂に入っていたら、目覚めた女が巨乳をプルンプルン揺らしながら入って来た。
「私も一緒に入る〜♪」
「いいよ」
そのまま湯船の中で一発した。

「…アッ!アッ!アンッ!いい…いい〜!日本人のチ○ポって堅くてサイコ〜!アッ!アンッ!アンッ!」
「ハァ…ハァ…そろそろイキそうだ…中に出すよ」
「アッ!良いよ!来て〜!」
「…ウッ!」
…ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!…

セクロスの女性は中出しを嫌がらない。
日本以上に子育て支援などの福祉が充実している上に、母子家庭という形態が市民権を得ているので妙な偏見も無く、父親が居なくても暮らしは厳しくない。
むしろ子供を産めば産むほど政府から生活支援金が給付される仕組みなので、女達は積極的に妊娠したがる。

‐AM 11:00‐
女が帰って行った。
一郎は朝と昼を兼ねた食事を取ろうと、近所の行き着けの食堂へと向かう。
「いらっしゃ〜い!」
顔見知りの女店主が出迎える。
「やあ、キョウコさん。また来たよ」
彼女は日本人で名をキョウコという(どういう字を書くのか一郎は知らない)。
セクロスの料理も美味いが、食べ続けていると日本の料理の味付けが恋しくなってくる。
一郎は週末いつもここへ来て彼女に作ってもらうのだった。

キョウコは30代半ばくらいの美人で10年ほど前に観光で訪れたセクロスを気に入り移住した。
三度の飯よりセックスが好きで既に5児(皆セクロスに来てから授かった子)の母だが父親は全員違う…というか誰の子かも判らない。
だがセクロスでは普通の事だ。

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