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性先進国
官能リレー小説 - その他

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性先進国 1

昨今日本は性に対し抑制をかけているがそれとは逆に解放的な国があった
そんな国を性先進国と呼んでいた
その性先進国の中でも特に解放的な国セクロスに行くことになった男の物語である


「佐藤くん、実は君にセクロス支社に行ってもらいたいのだが…」
「え!?なんですって部長?」
「ちなみに拒否権は無いから」
「そ…そんな…!」
そう言って絶望の表情を浮かべる青年…彼の名は佐藤一郎、24歳のサラリーマンだ。
ある日、上司から呼び出されて聞いた事もないような小国の支社への転属を言い渡された。

「俺、何したって言うんだよ…」
一郎はブツブツつぶやきながら自分の机を片付ける。
海外勤務なんて言えば聞こえは良いが、実際は左遷なのだ。
大抵が赴任先の慣れない暮らしに耐えられず、ひと月もしない内に辞表を出すと言われている。
同僚達が寄って来て一郎への同情と優越感の混じった微妙な表情で口々に言った。
「佐藤、その歳で海外だなんて凄いじゃないかぁ〜」
「栄転だよ」
「醤油を忘れるなよ」
「あ…ありがとう、みんな…」
一郎はもう泣きたい気分だった。

そこへ部長がやって来て言った。
「佐藤くん、セクロス支社の人事部長が君をわざわざ迎えに来てくれたぞ」
「えぇ!?」
転属先の上役が迎えに来るなんて聞いた事が無かった。
しかも平社員をだ。
「ハジメマシテ、あなたがイチロー・サトーね?私はリンダ・トレイシーよ」
「「「!!」」」
一郎はもちろん、その場にいた全員が目を見張った。
そこに居たのはワインレッドのスーツに身を包んだ金髪の美女だった。
顔立ちは白人系で、胸は巨大なスイカを横に二つ並べたような爆乳。
ウェストはキュッと引き締まり、お尻は胸よりも大きく突き出ている。
全てが日本人女性よりビッグサイズなのだが、手足が長いのでスタイル抜群だ。

「それじゃあサトー、さっそく行きましょうか」
そう言うとリンダは一郎の腕を掴んだ。
「あ!ま…待ってください。職場の皆さんに挨拶を…!」
だがリンダは聞く耳を持たない。
一郎は彼女に引きずられるようにオフィスを出て行った。
後に残された同僚達はアホのように口を開けてポカーンとしていた。

リンダに連れて行かれ外に出ると時折揺れているワゴン車が会社の前に止まっていた
「サトーで最後です、早く乗りましょう♪」

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