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ハーレムメーカー
官能リレー小説 - その他

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ハーレムメーカー 2

城の中に入ると、突然周囲が暗くなる。
そして、目の前に文字が現れた。

『こうして、異世界へと召喚された勇者は、城へと入っていった。
この世界は、魔界からの侵略者の脅威に晒されている。
勇者であるあなたは、それを救うことができる。
勇者の力を以って、この世界にハーレムを作り上げるのだ!』

なるほど、ゲームの世界であることには間違いないが、状況は理解した。
良く出来たもので、城下町の人々は老若男女様々だ。
決して全員美形なわけでもない。
ただ、俺の力があれば、好みの女を見つけるなんて造作も無いし、放っておくことにした。考えてみれば、その方が優越感があって嬉しい。
と、そんなことを考えながら歩いていると、酒場で喧嘩の声が聞こえてきた。
どうやら、酔っ払った荒くれが、女の子にちょっかいをかけているようだ。
「よぉよぉ、姉ちゃん。俺達と付き合えよ」
「イヤです、止めて下さい」
周囲の野次馬は見ているだけといった状況だ。これはゲームの中でも変わらないらしい。見れば、女の子は中々の美少女だった。
ならば、ちょっと介入させてもらおう。
「オイ・・・兄ちゃんナンパなら顔と相談してからやりな・・・」
「な・・・何だとこの野郎!!」
スキンヘットは俺の挑発に顔を真っ赤にして殴り掛かるが、俺はそれをアッサリと躱すと相手の顔面に拳を叩き込んだ。
「ぎゃ!!」
「フン!!また醜い物を殴ってしまった・・・」
「や、やっちまえ!」
「仕方ない奴らだな……」
それからは圧倒的だった。スロー過ぎてあくびが出るとはこのこと。
軽く撫でてやると、それだけで男達は吹っ飛んでいった。
そして、それがどれほど続いたのか。男達はお約束の台詞と共に逃げていった。
「お、覚えてやがれ! お前ら、ミュールの姉御に報告だ!」

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