美少女戦士 ピュアハート 7
と書かれていた…確かにあんまりタフネスなタイプじゃなさそうだけど。
「自分のステータスが気になるニャか?ならリングをテレビッシュにくっつけるニャ!」
「う、うん」
ワタシはリングを画面にかざす。
ピュアハート
ステータス
筋力:A耐久:C敏捷:C魔力:C持続力:A精密動作性:D射程距離:D
属性:火+木
と書かれていた。
「わかりやすい近距離パワータイプニャ、まあどちらが使いやすいかは性格によるニャけど」
「近距離パワータイプってことはあんなエッチのコトしか頭にない相手に近づかなきゃダメってこと?ダメダメ、イヤイヤ、わたしまだ処女だし初めては憧れのマモル先輩と…って何言わせるのよ」
ワタシは自分の発したセリフに顔を赤くしながら、サスケにやっぱりムリと伝えようとする。
「心配するニャ、近距離タイプってことは近づかれた時の対処の仕方がたくさんあるってコトニャ、レインは遠距離タイプなのに近づかれたからヤられたのニャ」
「なるほど〜」
自分の純潔も大切だけどダウナーのコトを知って自分に戦えるチカラがあることも知ってしまったワタシは戦ってみんなを護りたいって思いももちろんある。サスケの言葉に自分なら大丈夫かもなんて根拠のない自信が生まれる。
「まあ犯されても膜一枚破れるだけニャ、たいしたダメージニャンてないニャ。むしろ子供が出来ればパワーアップのチャンスニャ」
「ちょっと、たいしたこと無いなんて人事だから軽く言わないでよ。女の子にとって初めては大切なんだからね」
真純は怒るがサスケにはよく理解できていないようだ。
「どうして大切ニャンだ。初めてかそうでないかニャンてあまり重要とは思え無いニャ、寧ろたくさんセックスして子宮に精液を受け入れればパワーアップに繋がるニャ、妊娠すればその間二人分の力を使えるニャ」
「二人分て、どうゆうこと」
「子宮内の胎児が母親を守ろうとして希望エネルギーを供給するニャ、そうすれば母親と胎児の分を合わせれば二人分のパワーを得られるニャ」
要するに胎児は外付けのパワーパックみたいなものだということだ。
「でも、お腹が大きくなったら身動き取れなくなるんじゃない」
「大丈夫ニャ、そもそもピュア戦士たちは身体能力でなく希望エネルギーで戦ってるニャ、だからお腹が大きくなってもそれをカバーする以上のエネルギーが供給されるので妊娠中は問題ないニャ」
だから問題は何も無いというが、どっちにしろ真純は世界を守るためとはいえこの歳で母親になる気は欠片も無かった。
「いくらパワーアップできるからといって妊娠なんて出来ないわよ。万が一の場合妊娠を防ぐ方法は無いの」
「それは無いニャ、少なくとも自然な妊娠を防ぐ方法を僕たち精霊が授けるわけにはいかないニャ」
サスケは少し面倒くさそうに真澄と問答しながらテレビッシュに何かを食べさせた。
「心配するニャ、マスミの様なコトを言う娘はいままでもいたけどニャ、みんなすぐにそんなのどうでもよくなってるのニャ」
そう言ってサスケが指差すのでテレビッシュへ視線を移すと真澄は赤面する。
「やっ!」
テレビッシュのモニター?にはレインやリーフとはまたちがうピュア戦士がダウナーに犯されている様子が映し出されている。
「ああん!ダウナーチンポサイコー!」
モニターのピュア戦士はそう言いながら自分で腰を振っていた。