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美少女戦士 ピュアハート
官能リレー小説 - その他

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美少女戦士 ピュアハート 31

本来なら復活劇には弥生を割く必要もあったけど、今やその必要はない…大事なのは、今樹が何をどうしたいか、だ。 というかなんでまた掲示板もきちんとあったし聞いたのにエロ主体にするとは言わずにこんな珍妙な設定にしたんだろうか?探せばゴディバはな○う辺りにいるんだろうか?聞き出すことは可能なのだろうか、少なくともまともな話が通じないレベルのヨッシーは間違いなく無理だろうが…そんなにボールオナニーが好きなら自分で書けばいいのに、変態の癖にすさまじい怠慢ぶりだ。

「?」

気づけばぱちんっ!という音が公衆便所に響き渡っていた。

樹のその精液や尿にまみれた小さな手は、遠慮なく火鬼の顔を平手打ちしていた。 

「なんの真似だ?ピュアリーフ…こんな攻撃、今なら低級ダウナーでも倒せないんじゃないのか?」


火鬼からすれば樹…リーフの攻撃など、鼻を鳴らし笑う程度のものでしかなかった。 

リーフの痴態は知っていたし、戦いを拒絶したわりに快楽に飲まれ、こんな行為を繰り返し…幾度となく人やダウナーと交わっていたのは知れわたっていたため、火鬼からすれば樹を見下しても当然、という気分だったのだろう。 

「あまり抵抗するなよ?手足を切り取っても構わんのだぞ?ほら…従ったら俺が直々にー」  

そんな言葉で袴の紐を緩くして、褌を緩めた火鬼に…抵抗を示していた手をだらりと下げ、そのまま樹はふらふらとした足取りで近づいていきーーー。 
次の瞬間、それは起こった。

ひゅぱり、と空を切るような音が辺りに響き渡り、そしていつの間にか、火鬼の伸ばした腕は、二の腕の付け根から切り取られていた。 

「やるな…まだそんな気力があったか…」

しかし、火鬼は余裕の態度を崩さない。

それどころかすぐに腕はにょきにょきと生え始め、つまらなさそうな表情で切り取られた自らの腕を眺めては、楽しそうに口を開いて話しかけ始めた。

「…高速で打ち出す針の攻撃か、確かに厄介だが所詮はその程度よ、ピュアリーフ、お前のピュア戦士としての能力は既に完全解析されている、上級のダウナーを作り出す場合の試金石にされるくらいにはな…なかなか強かったぞ?お前の子供たちは…皆、男は殺され女は苗床にされたがなぁっっ!!」

楽しげに語る火鬼の言葉に対して、今まで無表情だったはずのリーフの表情は歪み始めていた。 

本来なら使えないはずのピュアリーフの力が何故使えたのかは分からないが、それでも無意識的に行っていたはずの攻撃は次第に明確な殺意を持ち始め、ただ快楽に溺れていたはずの少女はいつの間にか…かつての悪を討つために戦い続けていた日々と同じような目付きでしっかりと相手を見つめていた。 



「…そんなにもたくさん…私のせいで命が奪われていたんだね…全部、みんなの悲しみを…私は自分だけが悲しいと思って、遠慮なく塗りつぶしてた、自分自身でさ……来い!相手になってやる!こんな私でも!仲間の子供の命くらいは守って見せるっ!」

凛とした表情で自らの決意を口にしたリーフに対して、一瞬火鬼は怯むが、そのまま手を揺らし、炎でできた刀…忍者刀をリーフに向けると、自らの怯えを払拭するかのように口を開いた。 

「こけおどしよ!喩えピュアリーフに変身できたとして今の貴様に何が出来るっ!くらえっ!焔一閃!」

抜き打ちで相手を殺そうと迫る、気迫に満ちた火鬼だがその表情はどこか渋いものがあり、その剣戟…爆炎を纏ったその一撃が首筋を切り落とさんと迫った瞬間に、ぼきりと炎の忍者刀はへし折れた。 


「っっーー??!!」

普段なら間違いなくあり得ないこと、そう考えた火鬼の視線の先には小さな動物…竜の姿を模した存在が遠慮なく炎の刀を投げ捨て、くるりとリーフの方を振り向いた。

「やっとやる気になったドラ?リーフ…心配してたけど、なかなか他のピュア戦士のスカウトで忙しかったドラ…さ、そろそろ変身するドラ!」

「久々だねカマノスケ…じゃあいくよ!チェンジ!ピュアソウルっ!」 

「くそっ!お前が力を貸していたのかっ!」 

焦る火鬼はすぐさまに次の刀を作り出して返し様に切りつけようとするが…大量の松葉のような、植物を打ち付けられ、気づけば樹は他のピュア戦士同様のコスチュームを身に纏い、拳をつきだすポーズを取っていた。

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