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美少女戦士 ピュアハート
官能リレー小説 - その他

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美少女戦士 ピュアハート 11


期待の大型新人、大野嘉音(おおのかのん)1年生だが180センチオーバーの長身が先輩の目に止まりスカウトされてバレー部に入部したがそれまで運動とは縁遠い生活をしてきた嘉音は体力が無く基礎トレーニングや球拾いばかりの毎日だ。

「ナイスキー」

ボールを拾うと体育館へ戻っていく嘉音、自分の力量が問題外である事を理解しているから誰よりも真面目に練習に参加する。
「さてと、チャンスを待つか…」謎の男は「大野嘉音(おおのかのん)」をダウナーにすべく機会をうかがっていた。

やがて朝練は終了!片づけを終えた女子バレーボール部員たちは教室へ戻る…しかし嘉音だけが出てこない。

嘉音は片付けの後も時間ぎりぎりまでボールを使い自主練習を重ねていた。力量をカバーするには練習しかない。ただ、彼女の練習量では到底追いつけない。そこで、時間を人一倍費やし練習に励んでいた。

「あっ!」壁打ちしていたはずのボールがあさっての方向へ…「中々の人間だ!ダウナーを生むには丁度いい!」謎の男は嘉音のミスしたボールを綺麗にレシーブした!

部活に熱心に取り組み姿勢から先輩達からの評価は高く、将来のレギュラーとして期待されていた。
しかし同輩達、特に小学生からバレーをやっていた者達からはやっかまれていた。
ただ背が高いだけでレギュラーとして期待される、それなら自分たちの今までの努力はなんだったかのか。

そのため嘉音は同級生から孤立していた。
部活中は誰とも話すことが出来ず、ただひたすら練習に打ち込むことしか出来ず、その一途な姿勢が先輩から評価され、さらに同輩から妬まれるという悪循環に陥っていた。
表面はなんでもない振りをしながらも、内面は鬱屈したものを抱えていた。
それを謎の男に嗅ぎつけられたのだ。

「貴方はいったい……」

突然現れた男に嘉音は戸惑った。
男は一言で言えば忍者としか言いようの無い風貌をしていた。
普通ならコスプレといってしまえるが、この男からはそんな半端な雰囲気ではなく本物としか言いようが無い空気が流れ出していた。

「我が名はハンゾウ、お前の救い主だ」

「救い主、どういうことですか」

「なに、お前の抱えている鬱屈したものを開放してやろうと思ってな、それで声をかけたのよ」
ハンゾウがゆっくりと手を前に突き出す。掌に魔方陣のような物が浮かび上がりその中から青紫の蛇が現れ嘉音に巻きつく。

胴回りは3センチ程度だが魔方陣から途切れること無く伸び続けるそれは嘉音の全身を余すこと無くしめあげる。

「きゃ!」

声を上げようとした刹那、蛇の胴が猿ぐつわの様に巻きつきそれを許さない。
嘉音の成長が良いのは身長だけではない、豊満な胸、たわわに実った尻、健康的な太もも。蛇はその肉体を卑猥に彩る。

「ふふ、恐怖に怯える女の顔…やはり、堪らないな」

ハンゾウはそう言いながら嘉音へ近づいていく。

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