PiPi's World 投稿小説

牧場
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 2
 4
の最後へ

牧場 4

意地悪してやると、サツキは下唇を噛みながら俯き気味に、再び屈服の言葉を繰り返した。
「わ、私のオッパイを、絞ってください。張って、苦しくて、もう我慢できません。お願いします、ご主人様」
言い終えると、サツキは崩れるようにわっと泣き出した。
それは入舎してから一月、ようやく聞けたサツキの敗北宣言だった。ようやく自分の立場をきちんと口に出来たサツキを、頭を撫でて褒めてやる。
「よしよし、よく言えたなサツキ。そうやって素直になれば、毎朝優しく搾乳してやるんだぞ?」
そうして俺は涙が止まらないサツキの乳を、特別丁寧に搾ってやったのだった。

・・・
牛達の乳搾りが一通り終わり、搾った牛乳をリアカーの上に載せたミルク缶に移していく。
バケツ28杯分の牛乳を移し終えると、リアカーを運ぶため牛の引き紐を持って俺は花子に近づいた。
「今日は花子に働いてもらうとするかな。頑張れるかい?」
「はい!ご主人様のため精一杯頑張ります」
健気に答える花子の鼻輪に引き紐を結び付け、万が一の逃亡防止のため両腕を後ろ手に革紐で縛る。
鼻輪を引いて歩かせると、花子はカウベルを鳴らしながら従順に俺の後ろを付いてくる。
リアカーの前まで花子を連れて来ると、そのクリトリスにぶら下がるリングにリアカーから伸びる細い鎖を繋いだ。
牛のクリトリスは遺伝子改造によって子供の親指ほどに肥大化されており、更に非常に丈夫で傷つきにくくできている。なので、物をひかせる時利用すると非常に便利なのだ。

もっとも、感度は人間のそれより鋭敏なのだそうだから、牛にとってクリトリスを道具として使われるのは大変な苦労であるらしい。
それでも人間にとっては便利なので、当然使わせてもらうのだけれども。
「うん。けど花子だけで引くのはさすがに無理そうだな。あともう一頭誰か・・・」
ぐるりと牛舎を見回すと、サツキと目があった。サツキが慌てて目をそらす。リアカーを引くのはどうしても嫌らしかった。
「そういえば、まだサツキには力仕事をさせたことがなかったな」

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す