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僕が原間瀬泰蔵
官能リレー小説 - その他

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僕が原間瀬泰蔵 21


その頃、女神達は
「うわぁ、豚男やばいねー。もうこれからが楽しみだね〜。」
「次のノルマをクリアしたら豚男の性欲と精力をもっと強くしてみない?」
「あっ、それいいね〜!」
「じゃあそれまで休憩しましょ」
いつまでも適当な女神達である。
泰蔵は股間から精液を垂れ流して軽く痙攣を起こしながら白目を剥いて寝る沙織を残してシャワーを浴びる。
そして机に向かうとメモ帳を広げた。
内容はギャルゲーの自己攻略メモにしか見えないが、泰蔵オリジナルの暗号で埋め尽くされていた。
美濃さやか、33歳の未亡人。夫の美濃勝也自衛陸軍少佐は2年前の尖閣諸島紛争で戦死。子供は無し。」
美濃さやか。沢口まりな。能登恵子の三名の名前とプロフィールを書き加える。
「さて、誰から始めるかな」
何気なく机にあったギャルゲーの初回特典についてきたヒロインの顔が刻まれているコインを指で弾いた。
きぃん!どす!
コインは勢いよく跳ねあがり天井を貫いた。
「す・すごいぞ!」
ためしに窓の外に向かってガス銃用の弾を指で弾いた。
びし!びし!
プラスチックの弾は電柱に当たった。弾ける音が威力を語る。
「よ〜し、これを使えば…」
泰蔵は三人の身辺を探り始めた。
第一ターゲットに美濃さやかを選んだ。
そして決行日。泰蔵は墓地に続く長い石段の近くに身を潜めていた。
今日はさやかの旦那、勝也の月命日で、さやかは毎月墓参りに来ていた。
来た。
さやかは菊の花束を持って石段を登った。
古いつくりの石段は利用者ではなく山肌に合わせて作られているので急だった。
三分の一ほど登った所で泰蔵は後ろからハイヒールの踵めがけてパチスロの外で拾ったコインを弾いた。
コインは狙い通りヒールに当るとヒールが根元から折れた。
「きゃぁ〜!?」
突然ヒールが折れてさやかは階段を数段転げ落ちると泰蔵は階段を駆け上がりさやかを抱きとめた。
「大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫です!きゃぁ!?」
ジャージ姿の泰蔵に抱きとめられたさやかは少しパニックになっていたがすぐに我を取り戻すと慌てて離れようとした。
そして折れたヒールで再び転びそうになり、泰蔵が手を引いて抱きとめた。
「あ…」
久しぶりの男の匂い。
旦那の胸板も厚かったが、もっと脂肪が付いていて弾力があったっけ。それにこの汗ばんだ匂いが…。
そこで我に返るとやっと「あの、大丈夫ですから離してもらえますか?」と言った。

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