PiPi's World 投稿小説

僕が原間瀬泰蔵
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 -1
 1
の最後へ

僕が原間瀬泰蔵 1

「ふ…ふ…やっぱり孕ませ怪人チツダーシは最高…」
少し傾いた家賃7千円のボロアパート(怪奇現象付き)の一室で、今作の主人公である原間瀬泰蔵(22歳フリーター)は自慰の真っ最中だった。
脂ぎった長髪
丸く豚のような顔
当然、体の方も醜い有り様で…
しかし、小便と自慰にだけしか使わないチ○コだけは、人並み外れたモノだった。
「ふっ、ふっ、ふっ、」
薄暗い部屋の中で、テレビに集中する泰蔵。もちろん、右手で自分のチ○コを激しくしごくのは忘れていない。左手にはコップを持ち、チ○コの先に添えられていた。
「ふぅっふぅっふぅっ」
額に汗を滲ませ一心不乱に手を上下する泰蔵を、空の上の女神様達はモニター越しに眺めていた。
「本当に退屈よね〜。」
「わっかる。人間を作って飼う計画を立てたのはいいけど…飼うって言うか、ずっとこうして眺めてるばかりだし。」
「ん〜、そろそろ楽しませて貰ってもいいんじゃないかしら?」
「そうねぇ、ちょっとくらい楽しませてもらわなきゃ」
「どうすんの?」
「一人の人間に、ご都合主義なチカラを与えるってどう?きっと凄い欲望を吐き出して楽しませてくれるわよ〜♪」
「いいねそれ!」
「決まりね。どの人間にする?」
「私はこれがいい!」
モニターが切り替わり、一人の男が映し出される。
「これは凄いわよ〜。自分の欲望のまま両親と妻と子供を殺して、ご近所さんまで殺っちゃった殺人犯。現在、刑務所で死刑待ち。」
「ダメよ。そんなのにチカラ与えたら人間が減りすぎちゃうじゃない。」
「じゃあこの主婦は?こういうのに限って凄そうじゃない?」
「パンチに欠けるわね〜、他は?」
「私的には…」
「え〜、だったら」
あれだ、これだ、と話し合うも、まとまりの無い女神様達。
「話をまとめると…これね。この豚男。」
モニターにもう一度、泰蔵が映し出された。
「繁殖力はちょっとヤバいかもしれないけど…」
「だから楽しめるんじゃない。」
「意味は無いけどルールとか作る?」
「いいわね〜、期限までにノルマ分の人間を作れたらこの世界の管理者にしてあげようかしら。」
「チカラも規定数超える毎に増やしてったり?」
「大丈夫なの〜?私達に近付いていくって事よ?」
「困ったら処分すればいいわよ。」
女神様達の話し合いが終わる頃、泰蔵のオナニーも終わりに近付いていた。
「ふぅっ、ふぅっ、ふぅっ、うっ!」
ドビュルッ…ドビュルッ…ドビュルッ…
構えたコップの中に、勢い良く大量の精液を噴射していく。コップの中は、ドロッとした精液でみるみる一杯になった。彼には金も彼女もいないが、性欲と射精量が人並み外れている。これだけの量を一日に何度も出すと、ティッシュでは何枚あっても足りない。風呂無しトイレ共同なこのアパートでは、彼なりの節約なのだった。
「ふぅ〜…我ながら毎日よく出るなぁ。子供を作る儀式には無縁のクセに…」
出したばかりの精液を眺めながら、泰蔵は溜め息をついた。

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す