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異界の扉
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異界の扉 9

周りの女達の羨望の視線に囲まれて、俺はミラグロスを突き続けた。
「お前達も、このあとちゃんと抱くぞ」
素早く見回して、言っておく。
「せめて今は私を見てください…」
優しくも、軽いヤキモチの入った声でミラグロスに釘を刺された。
だから俺は、そのまま激しい動きに入った。
「あ、あ、魔王様!」
まだ復活してないから孕ませられないんだが、このままミラグロスを孕ませたい気持ちが強くなる。
だから俺は、一気にラストスパートに入る。
彼女の中に、少しでも多くの精液を送り込んで生者に戻す為に。
「ミラグロス、ミラグロスっ!!」
「魔王様、魔王様ぁ!」
ぱちゅぱちゅ、ぱんぱんと腰を打ち付けあう音が流れる。

「あ、ああ、あっ、魔王様っ、私、イくっ、イっちゃいますっ!」
「俺もだっ!!」
俺は全身を貫くような快感に打たれて、ミラグロスの中で果てた。
彼女も脱力して、俺に抱き着いて、俺の射精の脈動で一緒に震えている。
彼女の柔らかい身体は、たっぷりと汗をかいて脱力している。
思いっきりイったらしい。
「ああ……魔王様の修道女になれて、幸せです…」
「好きだよ。ミラグロス」
彼女の背中を、優しく撫でる。

俺の精液を受けたことで、彼女の体が少し実体化したようだ。
お互いに余韻を味わいたくて、ミラグロスを抱きしめていた。

「魔王様…ありがとうございました」
「ああ」

ゆったりとした動きで俺から離れたミラグロスが跪き、お掃除フェラをしてくれる。
俺を神と崇めるのだ。聖職者といえど純潔は必要ない。
俺を信仰する者が子を産み、育てれば、子供も俺を信仰してくれるようになるだろう。
それに、ミラグロスのような素敵ないい女に純潔を保てなどと、勿体なさすぎて自分が馬鹿に見えてしまう。
しばらくお掃除フェラの、まったりとした気持ちよさに身をゆだねていた。

「綺麗になりました。魔王様」
「ありがとう」

俺に奉仕するのが彼女の幸せであり喜びなんだなと、今のミラグロスを見ていると強く思う。
ついでに、俺の精液の味も味わっていたようだが。
ミラグロスをもっと抱きたくなるが、ほかの女達もちゃんと愛してあげないとな。
やや名残惜し気に、ミラグロスが離れた。めくりあげていた修道僧服を整えた姿は、単に美人修道女が近くに控えているかのようだ。崇めているのは神ではなく俺だがな。

「次は誰にするかな?」

ぐるっと見回すと、ライザもジャスミンもフェリシアも他の女達も、期待に満ちた顔で俺を見ている。
ふとライザと目が合った。

「よし、ライザ、お前にしよう」
「はい!」

ぱあっと喜色を満面に浮かべて、ライザが抱き着いてきた。

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