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異界の扉
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異界の扉 7

ジワジワと高まってくる快感。
ゾクゾクするような喜び。
「魔王様っ」
「おいで、ライザ」
我慢できなさそうなライザを優しく呼び寄せた。
城主の椅子に座ったまま股間ではフェリシアの奉仕を受けつつ、ダークエルフの女騎士を抱き寄せて唇を重ねる。
ん…ちゅる…
ライザの口の中は歯並びも良く、細い舌で俺の舌に絡んでくる。
キスの暖かさが、俺の心も暖めてくれる。
抱きしめたままライザの胸甲の留めを外して、彼女の胸も露わにする。
舌ではフェリシアが美巨乳でゆっさゆっさとパイズリフェラを続け、芯が震えるような快楽が立ち昇ってきた。

股間を引き絞るように、力がみなぎってくる。
そろそろ出すぞ、という合図でフェリシアの肩をぽんぽんぽんと、三回かるく叩く。
彼女が俺の先端をやや奥まで飲んで吸い出すようにし、俺はそこで欲望を解放した。
「くはっ!!」
痺れるような射精の快感が、脈動ごとに俺を貫くみたいだ。
思わずライザから唇を離してしまい、ライザの両手が俺の顔を捕まえなおして再び唇を奪ってくる。
下半身では、何度も何度もフェリシアの口の中に俺の子種を吐き出し、彼女はそれをこくこくと飲み続けていた。


ふーっ。
たっぷりと出し終えた満足感に浸る俺のものを、フェリシアがお掃除フェラで奉仕してくれる。
この城に来てしばらくして気づいたが、彼女はどうやら尽くすタイプらしい。
口元に残った精液をぺろっと嘗めて飲み込み、優しい笑顔を向けてくる。

「おいしいミルクを、ありがとうございました」

フェリシアや修道女のミラグロスはフェラ後にこういう感謝の言葉を言ってくれる。
言わせたわけじゃなく、自分からだ。

「次はいかがなさいますか?」
「そうだな…」

そのミラグロスが僧服で隠しきれない豊満な身体で一歩前に出てきて問いかけてくる。
周囲に並ぶ女達を見まわしながら考える。
最もエロい身体をしたミラグロスもいいし、ライザもいい。

「ミラグロス…裾を上げるんだ」
「ハイ…」

色白い顔を艶な笑みで紅く染めて、ミラグロスの白魚のような手が修道服の裾をゆっくりと引き上げる。
ソックスに包まれた足首の上…白い肉のついたふんわりしたふくらはぎが見え…滑らかな膝が見え…羞恥と興奮で紅く染まったふとももが見え…ふるいつきたくなるような肉付きの骨盤と、命を生み出す陰部が見える。
こっちの女は概して陰毛が少ない。
中でもミラグロスは生前から全く生えなかったらしい。
俺はそこにキラッと光るのを目にとめた。

「修道女なのに、期待していたのか?」
「魔王様こそが我が神でございます」

随分とたいそうなことを言ってくれる。
おべっかを使っているのか。それとも本気なのか。
ミラグロスをレイプした事も無いし、憎しみを持たれることをした覚えはない。
ミラグロス一人だけを愛してるわけじゃないから嫉妬なら買ってるとしても、全くの嘘にしては彼女の得になることが全く無い。
俺の考えを見抜いたか、ミラグロスは妙に可愛い微笑みを浮かべて語りだす。

「地縛霊となってここに釘付けになった私や他の方達をお救いくださったのは魔王様ですよ。ここに寂しく留まらざるを得なくなっていたフェリシアさん達に、新たな希望をお与えくださいました。死者に新たな生を与えるのは、神にも許されぬお力…ああ…」

他の女達も、共感してうなずいたり、微笑んだりしている。
ふっくりした体つきの、ぽっちゃり美人という言葉がぴったりな農婦のジャスミンが言った。

「私も、また子育てがしたいです。今度こそ…今度こそ、子供が大きくなるまで育ててあげたい…キョウスケ様の御子を…」
「お前は、夫や子がある身ながらこの城に連れ込まれたのだったな」

両手を胸元に当てて思いを口にするジャスミンに声をかけた。

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