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異界の扉
官能リレー小説 - その他

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異界の扉 6

俺達の近くにはライザや死霊達が控えている。
ダークエルフ化したからか魔王の精子を受けたからか、漆黒の髪になっただけでなく、胸も俺の手に少し余るくらいに発育した。
今はその魅力的な体を黒い上質な革鎧で包んでいる。
ライザ曰く、金属鎧はダークエルフもエルフも好まないそうだ。
死霊達は大半が女性だが、中には悪領主と対立したりして惨殺された男も数名いた。
その後内乱に乗じて悪領主が殺され、その所領は召し上げ。
この城も死霊騒ぎや不要化で打ち捨てられたらしい。
それが死霊達の説明と、確認のため本を見た内容だ。
死霊達は主に領内出身の者。
フェリシアのように何かしら働いていた者が多いのは助かる。
ライザは俺の副官兼護衛。
死霊達は元の職を元に、それぞれ働いてもらっている。フェリシアは元どおりメイド長。騎士隊長格の者はいなかったので、死霊の男のうち軍籍にあった者はライザに監督させた。
見回すとメイド姿の女達もいるし僧服姿の女もいる。
悪領主が連れ込んだ娼婦や農婦もいる。
領主座に座る俺の前で、フェリシアが静々とメイド服の前をはだける。
「肌の色がみずみずしくなってきたじゃないか」
「殿のお力です」
嬉しそうなフェリシアの肌の色は、俺がきた頃より生命感が出ている。
この世界の魔王の精子には死者に生を取り戻させる力があるらしい。
魔王を僭称した奴はこれでバレる事もあったらしいからな。
誰もがいずれは亡くなる。
俺だってそうだ。ハイエルフのように寿命不明と言われるほど長寿な種族もいる。普通のエルフでも人間の数倍だ。
フェリシアや皆が死霊になっててくれてよかったぜ。
俺が幸せにする楽しみができたからな。
そう思うとみんながいとおしく感じられて、思わず見回した。
「お絞りいたします」
たおやかな動きで、フェリシアが俺の股間に跪いて柔らかい双乳で包み込んでくれる。
一見するとモデル体型のフェリシアが隠れ巨乳なのは嬉しい誤算。
死霊らしさって言うか、どこかまだ透けた体だ。俺を包む胸を見下ろすと、うっすらとメイド服の背中の裏地が見える。
「殿はいつもお硬くて…」
フェリシアの感に耐えないような顔。
ライザを犯し、魔王として目覚めてから性欲が強くなった。
「うっ、フェリシア…」
柔らかくて、とてもいい。
茎をの中程を中心に、フェリシアの美巨乳が包み込んで柔らかい刺激を与えてくれる。
こっちに来なければメイドに傅かせて毎日奉仕してもらえる生活など、夢のまた夢。
死霊たる証に透けた体は、神秘的でさえある。
来てよかったと感慨と快感に耽っていると、フェリシアが俺の先端を口にした。
じゅぷじゅぷと先端を柔らかい舌でねぶってくれる。

「お前のパイズリフェラは逸品だな」

フェリシアを褒めてやると、周りの空気が少し緊張した。他の女死霊達が対抗心や嫉妬心や不安を抱いたのだろう。

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