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異界の扉
官能リレー小説 - その他

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異界の扉 5

それから二時間。
萎えるまで犯しまくった俺は、妙な気持だった。


「なんだ…この浄水のように澄み渡る心は…」



「あう…うぐ…うっ…」

俺は犯したエルフの女の子がそれはそれは苦しそうにすすり泣いているのを見ていると、不思議なほど邪念が消えた心の中に酷い悲しみと、罪悪感が満ちてきた。
そして…エルフの女の子の肌の色が、闇のような黒色に変わっていく…
「おはようございます、魔王様」
目覚めたエルフはいきなりそのように言ってきた。
「魔王様のおかげで私はダークエルフとして新たな命を授かりました。本当にありがとうございます」
そう言って、俺の足に口づけをするエルフ。
その姿を見て、自分のなすべきことを知った。
必要なのは反省することではなく、こうやって世界を自分の色に染めていくことだ。
 
俺はエルフの少女、いやダークエルフになった娘にライザと名付けた。
そして、本を開くとそこには近くの山に使われていない城があると書かれているのでそこを拠点にすることにした。
城にいた死霊たちを魔力で従えるのにはそう時間もかからなかった。
「さて、それでは他に美少女を探すとしようか」
「私達では不足でございましょうか?」

目の前にいた死霊の一人が聞いてきた。
元はこの城でメイド長をしていたと言う死霊のフェリシアだ。
モデル体型の長身の美人さんで、彼女によるとここの死霊達は最後の当主がろくでもないサイコキラーのような奴で、彼に死なされた犠牲者らしい。
「それはお前たちの心がけ次第だな」
そう言って、俺はフェリシアの乳をもむ。すると、フェリシアは悩ましげに息を漏らす。
魔王となった俺にとって、生きているかいないかは些細な問題だ。
そして、ある程度感触を楽しんだところで、俺は生者のように息を乱すフェリシアに告げた。
「今度はお前が奉仕する番だ」

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