異界の扉 11
彼女の張りのある胸を、優しく揉み捏ねて。気持ちよさげに身をそらすライザの、ぷりぷりした立派なふくらみを堪能した。
それから腰当てをめくり上げ、濡れた割れ目をさらけ出す。
「はあ、はあ…ください…」
「待たせたな」
「あっ…」
俺の先端が、ライザの割れ目の中に押し入る。もう何度も抱いたのに、結構キツめな締め付けだ。
ギュッギュッと、処女の頃とあまり変わらない強い締めつけ。これはこれでいいもんだ。
俺が突き上げるのを求めて、ライザも腰を沈める。
対面座位で、俺とライザは深くつながった。
俺と抱き合うライザの、艶めかしい吐息が、俺の耳をくすぐる。
「魔王様…」
「ライザ…」
俺の一の家臣で、愛すべき最初の女。
それだけに、何度も抱いてどうすれば喜んでもらえるか、肌で理解しているつもりだ。
彼女の中も、すっかり俺のものに合うかたちになってくれている。
「ライザ、いくぞっ!」
「はい、魔王様っ!」
しっかりと俺を受け入れてくれるライザを抱きしめたまま、俺は、強い調子で突き上げる。
ゆっくりと、だが、強く。
こういうのが彼女の好みだからな。
ズン!ズン!
ゆっくりと、強く突き上げ、彼女が悦びの声を上げる。
「ああん!あん!」
抱き合う俺たちの狭間で、ライザの胸が潰れ、上下の動きで捏ねられる。
ぷりぷりとしたこの胸の、小さな乳首が俺の肩の少し下に当たっている。
俺はライザの首筋に唇を這わせた。
シュッと引き締まった体形で、細くしなやかな首筋。
瑞々しい肌はなめらかで、口づけるだけでも心地よい。
舌を出して、ゆっくりと舐め上げる。ここがライザの性感帯だって事は、今までに何度も抱いて知っている。
「ひゃぁん!あん!」
ダークエルフの女騎士も、こういうときだけは只の素敵な女になって、俺を受け入れてくれている。
抱き合ったまま舌を這わせ、下では俺のもので中をずんずんと奥まで突き上げられ。
いつもの凛とした姿が信じられないほど、女らしく快感に身をゆだねている。