侍物語〜サムライストーリー〜 12
「ひっ!」
今まで感じたことのない未知の感覚に、瑞穂の体が緊張で強張る。
「すまぬ。痛かったでござるか?」
そう言いながら再び唇を重ねた。
「へ、平気です。でも、あの・・・優しく、お願いします」
頬を朱に染め、聞き取れるかどうかのか細い声で囁く。
「すまなかったでごさる。」
そう言うと虎太郎は額に軽く口付ける。
先程を気にして、虎太郎は幾分優しく瑞穂の秘部をいじる。
クチュクチュと、水気のある音が瑞穂の耳にも届く。
「いやぁ…」
恥ずかしくなり、手で顔を覆ってイヤイヤとする瑞穂。
そんな仕草に、虎太郎は瑞穂に対してますます愛おしさが増し、耳朶に息を吹きかけながら、甘い言葉を囁く。
「拙者は嬉しいでござるよ。この音は瑞穂が拙者の愛撫で感じている証拠でござるからな」
「ほんと…?虎太郎様は、こんないやらしい瑞穂を嫌いにならない?」
「嫌いどころかますます愛おしくなったでござる。拙者の前でだけは淫らな姿を見せてくれ」
「はい…エッチな瑞穂は虎太郎様だけのモノですから」
虎太郎の唇が耳から首筋、鎖骨へと降りていく。
「あん…」
瑞穂の口から声が漏れる。
「可愛い声でござるな」
その唇が豊かなふくらみの頂上をとらえる。
「あぅ…そんなこと、おっしゃらないで」
瑞樹は羞恥に頬を染め、身体をくねらせる。
「もっと、聞きたいでござる」
虎太郎の左手が反対の胸にのびていく。
「・・・あっん、こ、虎太郎様」瑞穂は震えた声を出した。 「ふふふ可愛いでござるな。瑞穂」虎太郎は瑞穂の右胸に吸い付いた。 チュパチュパ。レロレロ。淫らな音が部屋に響いた。「あっん、・・・・・虎太郎様、んっ、もっ、と、吸って、下さ、い・・・・・あっん!」虎太郎は瑞穂の右胸を吸いながら右手を少しずつ下に降ろしていき瑞穂の秘所に指を入れて中を掻き回した。