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自宅の浴槽
官能リレー小説 - その他

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自宅の浴槽 15

当然、僕の妹の名前は栞菜であり、由里奈ではない。
だが、由里奈は狂ってしまった結果、僕のことを実の兄だと思い込んでいるのだ。
家に一緒にいないのは、何かしらのややこしい事情があるのだと勝手に納得してしまっている。
ついでに言うと、「兄の言うことには従わなくっちゃいけない」と考えているので、他の子ら同様にやりたい放題の相手だ。
「じゃあ、外に遊びに行こうか」
「うん! それじゃあ、いってきまーす!」
由里奈は家の中にいる母親、恵美に声をかける。
恵美さんは30過ぎたばかりの女性で、しかも若々しく20代半ばにしか見えない。
どうやら、母子家庭で夫はいないようだ。
「変な人が出るといけないから、早く帰ってくるのよ!」
「はーい!」
恵美さんが由里奈に注意すると、彼女は素直に従う。
僕は恵美さんに欲望の視線を向けながら、由里奈と一緒に公園へと向かった。

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