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陰核治療
官能リレー小説 - SM

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陰核治療 31

看護師が抑制を解き、由梨の涙を拭ってくれた。
「よく頑張りましたね!」
「ぅっ、ひっく・・もうこのあとは痛くないですか?」
「膣周りの刺激は抑えられると思いますよー!」
「麻酔が効いてるうちに、電気治療をしましょうね」
看護師は由梨を安心させるように、笑顔で優しく言葉をかけた。
「由梨さん、次の治療はこのベッドで行いますので、こっちに来てね」
看護師たちが、部屋の外からキャスターのついた金属製の台を運び入れてきた。
台の四隅には拘束具のような物が備え付けられており、由梨は固まったが、看護師はお構いなしに、由梨を立たせて検査着を羽織らせ、ベッドまで背中を押して誘導した。
「こちらに仰向けで寝てください」
すぐに検査着は剥ぎ取られ、由梨は全裸になってしまった。
「・・やっ・・」
由梨は思わず両手で身体を抱いて隠す。
「スタッフは皆慣れてるから、恥ずかしくないわよー。頑張って治療して、早く治しちゃいましょう!」
師長がそう言いながら、無理やりベッドに腰掛けさせると、他の看護師が手際良く両手と両足それぞれを持ち、全裸で大の字に仰向けで固定されてしまった。
「由梨さん、ここからは研修医にも治療を手伝ってもらいますね。入ってきてくださーい!」
ガチャ
「失礼します、由梨さんこんにちは!」
由梨と同い年くらいの白衣の男性が数人入ってきて、由梨は身を縮めた。
「やっ!」
「由梨さん、僕達ももう慣れてますから、恥ずかしがらないで大丈夫だからね。一緒に頑張りましょうね!」
「由梨さんの症状はちょっと重くて、少しの刺激でも体が動いてしまうと思うので、研修医にも手伝ってもらいますね。頑張って早く終わらせようね!」
医師の説明に、由梨はまた押さえつけられるのかと恐怖した。
「では準備していきますね」
看護師たちが各々、心電図や血圧計を由梨に取り付けたり、機械を持ってきたりして手際良く準備を始めた。
「っ、やだやだやだ・・」その光景に、由梨は怖くなって身体を捻って拒否してしまう。
「由梨さん、落ち着いてー。大丈夫よ。頑張って治療して、過敏症を治すんでしょ?ここでやめたら、大好きな彼とスキンシップも取れないし、子どももできないままよ。ここまでせっかく治療頑張ったんだから、将来のためにも、辛いけど頑張ろう!」
「ぅぅ・・はい・・」
看護師に目を見て諭され、由梨は泣きべそをかきながらも、頷いた。
「偉いねー!一緒に頑張ろうね!」
「この治療は、身体を電気でたくさん刺激して、陰核の感覚を刺激に慣れさせることと、体の中の悪いものを体液と一緒に出しちゃうのが目的だからね。麻酔したから、陰部の皮膚の痛みは無いと思うけど、ちょっと刺激が長くなるけど頑張ろうね」
医師の説明中に、両手両足を台の拘束具で固定されてしまった。
「では、ゆっくり始めていくね」
医師は手に電極棒を持ち、ゆっくり由梨の肩に当てた。ビクっと由梨の身体が跳ねる。
そのまま、医師は由梨の敏感な胸に向かって、電極棒で撫でるように肌を滑らせていく。
「うっ!っ!ひゃっ!!ああーーっ」
ビクビクと由梨は反応するが、淡々と治療は進む。

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