PiPi's World 投稿小説

陰核治療
官能リレー小説 - SM

の最初へ
 28
 30
の最後へ

陰核治療 30

「ちょっと入りにくいなー。由梨さん、他の患者さんもみんな頑張ってるよー。由梨さんも頑張って治そうね」
「はい・・」「よし。ふーって力を抜いて、もう一度頑張ろう」
(そうよね、頑張って我慢しなきゃ・・)由梨は覚悟を決めて、拳を握りしめた。
「っ!」冷たい消毒液の脱脂綿で尿道口を丁寧に拭かれていく。
「ふー、ふー」「そうそう、息を吐いてリラックスしてね。上手だよー」
冷たいジェルが塗られたチューブの先が尿道口に当たり、由梨は大きく体をびくんと動かした。すぐさま、看護師に押さえつけられる。
「管入れるね?せーの」
「ふーーーーっ、!!うーーー!」「奥まで入れていくね」
由梨は歯を食いしばって耐えていた。
「よし。入ったね」
管が入るよりも、由梨にとって触られることが苦痛な陰部の処置が続き、由梨はすでに冷汗をかいている。
「ちょっと違和感あるだろうけど、このまま管は固定しておくね」
医師はそう言いながら、管をテープでしっかりと固定した。
「よし、あとは麻酔だけ、頑張ろうか。」看護師が足元のほうで、銀色のトレーの中に針のついた注射器を並べているのが見えた。「先生、どうぞ」医師は脱脂綿と注射器を持って由梨に近づく。
「えっ・・いや・・」
男性看護師が一旦足の抑制を解き、両膝を胸につけるようにして固定した。足は閉じられているが、クリトリスから肛門まで丸見えだ。
看護師たちが一斉に力強く由梨を押さえ、それが由梨の恐怖心をさらに高めた。
「由梨さん、麻酔したら少し楽になるからね」「痛いのは一瞬よ」
看護師の励ましも由梨には何の意味もなく、恐怖で頭はいっぱいだ。
医師はびらびらをつまんで引っ張り、脱脂綿で膣口の穴のすぐそばを消毒した。そこに針が刺さるのだとわかる。
看護師の1人が由梨の手を握り、肩をさすってくれているのが、少しだけ救いだった。
「・・・っ・・ひぃっく・・ぅぅ・・」
「では、始めます!由梨さん、泣いても叫んでもいいけど動かないようにね!がんばろう!」
看護師が由梨の手を優しく握る。
「うぅぅ・・ぅぅ」
由梨はすでにすすり泣きながらも、看護師さんの手を握った。
「いち、にの。さん」「ああぁぁーっ!!」
刺された瞬間飛び上がりそうな痛みが走ったが、抑制されているのでびくとも動かない。
注射針は、すぐに引き抜かれ、由梨は安堵したが、抑制は解かれない。
「痛いのは一瞬でしょ。大丈夫そうかなー?この調子で麻酔続けていくけらね」
「ちょっと膣口周りに続けて刺していくねー、ごめんね」

「うぁぁーーいたぁぁいーーーっ!!」「ごめんねー、もう一回、せーの」
「ぎゃぁあっ!!!!もうやだー!!」「いやだよね、ごめんね刺すよー」
由梨は手の色が変わるくらい看護師の手を握りしめ、叫んだ。
「由梨さん頑張れてるよー。もう少しよ!」
「よし、ちょっとびらびらの外側いくよー。叫んでもいいけど動かないようにね」
看護師達が、さらに押さえつける力を強めた。
「えっ、もういや、麻酔なくていい!!」由梨は頭を横に振って嫌がった。
「麻酔しないと敏感なところだから、これからの治療ができないわよー。もう少し頑張ろうね!」
「いくよー。せーの」「きゃーーー!!!ぁぁあ」

さっきよりも少し大きめの注射器が勢いよく外陰部に刺さり、今度はゆっくりと液が注入されるため、針が刺さっている時間も長い。
由梨は子どものように泣き叫んでいた。
「よしよし、痛かったねー。次は反対側にも刺すね。これが最後だから頑張ろう」
「やだーーーやだやだやだやだっ」「はい、いくよー。いち、にの、さん!」
チクっ
「いあああーー!!!」「いやだけど、頑張らないと!動かないよー!」
医師は、ゆっくりと麻酔を注入し、針を引き抜いた。
「はい、終わったよ。お疲れさま」

SNSでこの小説を紹介

SMの他のリレー小説

こちらから小説を探す