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陰核治療
官能リレー小説 - SM

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陰核治療 1

「ごめんね〜、すぐ終わるからちょっと我慢してね。」
医師は優しくそう言うと、左手の人差し指と薬指で友梨の陰唇を押し広げ、中指で陰核包皮を引っ張り上げて、注射器のようなものを使い、剥き出しになった陰核めがけ、勢いよく黄色い薬液を浴びせかけた。
「くぅう〜〜〜っ。」友梨の口から思わず声が漏れる。ベルトで固定された両足を、なんとか閉じようとバタつかせる。(治療なんだから、我慢しなくちゃ…)頭ではそう思うのだが、どうしても、堪えることができない。体が勝手に反応して、逃げようとしてしまうのだ。
「友梨さん、動いちゃダメですよ〜我慢しましょうね?」看護婦が両脇から2人がかりで友梨の体を押さえつける。
「やっぱり敏感なんだねぇ…これじゃSEXが辛いわけだ。でも大丈夫。少しずつ訓練すれば、段々慣れてくるからね。」医師はニッコリと微笑んだ。「友梨さん、今日から3日程入院してください。それで集中的に治療していきましょうね。」
「はい…」不安げに眉を寄せながらも友梨は健気な様子で首を縦に振った。(直人さんのために、なんとか克服しなくちゃ…でも、いったいどんな治療をされるのかしら?怖い…)
「それじゃ病室にご案内しますね。」看護婦が先導する。胸の前で結んだ紐をほどくだけで全身が露わになってしまうような、ごく簡単な病院着を着せられて、友梨は病棟の中を歩かされていた。自分の服や持ち物は全て取り上げられた。下着を付けることも許されない。3日間の治療が終わったら返してくれるという。これで、どんなに辛くても途中で逃げ出すことはできない。
「こちらです。」通された部屋は、窓のない個室だった。部屋の真ん中に、脚を固定する台のついたベッドが1つ。床や壁はタイル張り。「これから72時間、友梨さんにはここで治療を受けて頂きます。」
「いや…」友梨は思わず後ずさった。
「さあ友梨さん、お部屋に入りましょうね〜。」
後ろから、いきなり腕を掴まれた。いつの間にか背後に2人の看護婦が立っていた。腕を掴んでいるのは肝っ玉母さん風の年配の看護婦だ。その後ろには、20歳そこそこの若い看護婦が、様々な治療器具や薬品が載ったワゴンを押して立っている。この病院のスタッフはみんな、表情や言葉は優しいが、治療から逃げることは絶対に許さないという凛とした雰囲気を持っている。あっという間に、3人の看護婦に囲まれた。
「私たちが友梨さんの担当です。困ったことがあったら何でも言ってくださいね。」先導してきた看護婦が笑顔で言った。
「あと1時間位経ったら先生が外来を終えてこちらにいらっしゃいます。それまでに治療の準備をしておきましょうね。どうぞこちらへ。」
友梨は抵抗することもできず、3人の看護婦たちの手で手際よくベッドに拘束されてしまった。手は頭上に、脚は大きく開いた状態で開脚台に固定され、脇の下、腰もベルトで押さえられた。敏感な陰核が、外気に触れてスースーするのを感じる。これでは泣いても喚いても、医師たちの手から逃れることはできないだろう。
(これから何をされるの???)友梨は不安と恐怖で泣き出しそうだった。

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