欲望に散る華 4
「ハンター」と呼ばれる男が高浜あゆを追跡していたころ、別の「ハンター」が高浜あゆと清瀬さくらが現在生活しているマンションの場所を突き止める。
「意外と簡単に特定できるんだな」
彼らは互いに繋がっているわけではない。
一人一人がグラドルを犯したいという欲望を持っているだけだ。和地萌佳の件があって以来、そのような欲望を持つ男は急増した。
もし同じ目的を持った人間と鉢合わせしたなら、一緒になって甘い蜜を味わえばいい。
宅配業者の姿をした男が清瀬さくらがくつろぐ部屋のインターホンを押す。
「お届け物です。サインをお願いします」
「………??もしかしてあゆちゃんが頼んだモノなのかな?」
さくらは何の疑問も持たずに玄関に駆け出す。
―高浜あゆはその30分ほど後に自宅に戻ってきた。
「さくにゃん待ってるだろうなぁ」
…後ろから「ハンター」が追いかけてきていることは、まだ知らない。そして、部屋の中で起こっていることも…
「ただいまさくにゃ…」
「んあああっ!ああああっ!やめてっ、やめてぇえええっ!!!!」
あゆがドアを開ける、と同時に響き渡るさくらの悲鳴。
「んやっ!あんっ、めっ!やだぁ!ああああぁ!!!!」
「さくにゃ……んんんっ」
呆然とするあゆにも、魔の手が襲い掛かる。
背後から口を押えられ、服の上から胸を揉まれる。
「先客がいたか。それなら無理せずもう片方から頂くかな」
「あっ、んっ、んんっ」
「ハンター」は和地萌佳を襲った時同様、淫靡な甘い香りをあゆに嗅がせ、抵抗を弱める。
男は不特定多数の雄に媚びるような淫乱な獲物を蹂躙することを好み、特に見せつけるように育った豊満なバストを揉みしだいて鳴かせるのを楽しんでいた。
突然胸を鷲づかみされ乱暴に弄ばれたあゆは、甘い香りと同居人の嬌声によって目覚めさせられた雌の本能により気持ち良くなってしまう。
「やぁああっ、んっ、あぁぁぁっ……んあぁっ、はぁあああぁっ!」
快感に蕩け「ハンター」に身を任せるようにあゆから力が抜けてくると、ボトムスの上から自慢のヒップを掴み撫でるように揉んでいった。
息を荒げ身体を擦りつける様に悶える彼女のパンツには、お漏らししたような染みがジワジワと拡がっていく。
「おいおい、いい歳した女が玄関でお漏らしか? それともよぉ、まさか見知らぬ男に好き勝手されて、感じるようなビッチじゃねえよなぁ?」
仕事柄身体のラインを強調する服を好むためか、あゆのビンビンに勃起した乳首は浮き上がり、股間を押されればジュプリと愛液が染み出した。
「まぁしょうがねえよなぁ? お前らは何千人もの観客に淫らな身体を見せつけたがる、とびっきりの露出狂だったしよぉ。俺は優しいから、汚れたパンツ脱がしてやるよ…」
無抵抗の身体からそっと手を伸ばしてボトムスとパンティをあゆの足から引き抜いてやる。綺麗で細い足を舐め回すように眺めながらパンティを脱がすと玄関のフローリングの下にはらりと落とした。
「んんんっ…はああっ、んあああああっ…」
「こいつはお漏らしどころじゃねえな。まるでレイプされるのを期待して濡らしてましたって言ってるようなもんだ、撮影されてるときだってそんな感じだったのかな?」
ゴツゴツした太く硬い指があゆの股から割れ目に向かい這い回り、茂みに覆われた陰核を狙っていく。グラビアでも自慢の美脚には愛液が伝って滴り落ちている。