欲望に散る華 7
必死に身を捩じらせ男たちの手から逃れようとする莉音。
しかしその力はかなわず、むしろ痴漢行為を助長させる原動力となってしまう。
(ダメ、このバス…絶対変、遅れてもいいから降りなきゃ!!)
莉音は何とかして男たちの密集地帯から必死に手を伸ばし降車ブザーを押そうとする。
「あっ!?」
伸ばそうとした手を、手首のあたりからガシッと掴まれる。
そして男たちの中へと連れ戻される。
「いや!嫌っ、嫌っ!!!」
それまではソフトで、こっそりとタッチしていたような男たちの痴漢行為はここから本格的に凌辱行為へと移行する。
莉音のおっぱいが男のがっしりとした両手に捕まれる。
「い、いや! 」
そして、それを合図に男たちの無数の手が莉音の体全体に伸びてきた。
「やめてください!いや!降ります!バスとめてください!」
運転手は聞こえないふりをしてバスを走らせ続ける。
(まさか、みんな痴漢なの!運転手もグルなの?)
莉音は必死に身を捩じらせながら男たちの襲い掛かる手を跳ねのけようとする。
しかし、力の差でそれは叶わず、背後の男の両手が莉音の豊満な胸を揉みくちゃにし始める。
「イっ、いやっ、いやーっ!……んんんんむうっっ」
大声を上げようとした莉音の口を別の男の手が塞ぐ。
「んっ、んーっ!!んんーっ!!!!」
それでも莉音は首を横に振りながら抵抗する…叶わないと知りながらも…
莉音への凌辱行為がヒートアップするさまを、同乗しているクラスメートの少年は呆気にとられながらも食い入るように見つめ続けた。
「すげえ…椎名のおっぱいが、あんなに形を変えて」
ごくりと生唾を呑み込む。
目の前で莉音のスカートがめくり上げられ、可愛らしいパンティが少年の視界に入る。
莉音はまだ必死に抵抗している。
しかしその力が徐々に薄れてきていた。
後ろで莉音の口を塞いでいた男がその手を離した。
「ふあっ…」
少年は気づいた。
莉音の瞳が、顔色が、表情が明らかに変わったことを。
苦しそうに抵抗していた莉音の顔が、頬に赤みが差し徐々に快楽に蕩けていっているのだ。
「んぁぁっ、や、やだぁ…」
豊満な胸が少年の前で曝け出される。
それがなおも揉みくちゃにされ、スカートがめくりあがって見えたパンティの脇からは別の男の指が割り込む。
「あ、あぁああぁんっ!!!!」