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ヤケクソPと崖っぷちアイドル
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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ヤケクソPと崖っぷちアイドル 4

「それはもったいない。せっかくこんなにスタイルが良いのに」
「でもそういうのやっぱり恥ずかしいですし」
と言って絵里は恥ずかしそうにもじもじと肩をすくめる。

「やったら案外大丈夫だよ。それにこれは誰にでも出来るわけではないから」
松沢はそう言って絵里に近づき、肩を撫でる。

「でも・・・」
「絵里ちゃんこれはチャンスだと思うよ。今は何が何でもまずはテレビに少しでも映って宣伝していかないと。このままだったら最悪解散と言うのもありえるよ」
と倭も畳みかけるようにして絵里に言う。

「そうですね。まずは私たちの事を世間に少しでも知ってもらわないといけないですよね」
と絵里は自分に言い聞かせるように言った。

「じゃあそれなら今から撮影しようか?実はもうすでに衣装用意しているんだよね」
と言って、松沢は衣装ケースから水着を何着か取り出した。

グラビアアイドルの撮影で使われる布面積の小さめのビキニが数着、絵里の目の前に出される。
もちろん絵里はプライベートではこんな水着は着ない。
少し顔を赤らめる。

「僕らはこっちで待ってるから、隣で着替えてきて」
「はい」

絵里はユニットの、自身のイメージカラーである青のビキニを手に取り、いったん部屋を出た。

(こんな水着本当に着なくちゃいけないの・・・でも着ないとCM出演がなくなってしまうかもしれないし・・・私が頑張らないと)

絵里はグループのリーダーとしての責任と、そして長年の夢だったアイドルとしての活動をもっと続けていきたいという強い気持ちが恥ずかしさよりも勝り、絵里は意を決して水着に着替えるのだった。


「あの・・お待たせしました」
絵里は2人が待つ部屋のドアを開け、恐る恐る二人の前に出ていく。

「おっ、予想以上に似合ってるな。これは人気が出るぞ」
松沢は絵里の水着姿をまじまじと見つめてニヤニヤとやらしい笑みを浮かべた。


「では私はここで失礼させて頂きます。あとはお二人でお好きなように」
と言って倭は立ち上がる。

「プロデューサーさん行っちゃうんですか?」
絵里は不安そうな表情で尋ねる。

「僕がいたらいい写真が撮れないと思うし、絵里ちゃんも恥ずかしいだろ」
「でも・・・」
「大丈夫。終わったらまた迎えに来るから。では松沢さんお願いします」
「あぁ、あとは任せてくれ。これから色々な事を経験していくと思うから大事に扱うようにするよ」
倭は松沢にお辞儀をし、その場から立ち去った。

「よし、じゃあまずは写真を撮ろうか」

松沢はデジカメを手に取り、絵里に向ける。
不安と緊張で表情を硬くする絵里に、松沢はベテランらしくうまくリラックスするよう促した。

「もっと笑って。君はトップアイドルになれるんだ」

そう言いながらシャッターを切っていく。

正面から、さらに後ろ姿、そしてベッドに寝ころんで…様々な角度から松沢は絵里の身体を写真に収めていく。絵里の不安と緊張も次第に解けていく。
それと同時に、松沢の欲望が徐々に明るみに出て行く。

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