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愛妹アイドル
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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愛妹アイドル 4

「うん。久しぶりにね、ちょこっと長くオフが取れたの。だからお姉ちゃんがゆっくり休んだらって言って」
「僕も一緒でいいの?」
「私は、慧さんと一緒にいきたいなって。温泉入って、そこで…」

舞美ちゃんが大体何を考えているかはわかる。
僕も、舞美ちゃんと2人で旅行……そこでしたいことといえば、一つだ。



―1週間後。

「風情があるなぁ」
「社長とお姉ちゃんも泊まりに来たことあるみたいだよ」

僕は舞美ちゃんと2人で温泉旅館にやってきた。
那美さんが予約したというその宿は小さいながらも何代も続く老舗旅館だという。
しかも、あとで聞いた話…僕らの貸し切りだったのだ。


「川瀬様、雨宮様ですね。ようこそお越しくださいました」

若女将…僕より少し年上くらいに見える女性が頭を下げる。

「川瀬様のお兄様と雨宮様のお姉様、御夫婦でよく療養に来られるのですよ」
「そ、そうなんですか…」
「お2人のことも伺っておりますので、どうぞごゆっくりお過ごしください」

部屋に案内される。
兄と那美さんも、ここに泊まっていたのか…

若女将は挨拶を済ませて部屋から立ち去る。
僕はまだ呆気にとられたままだった。

「慧さん、景色がきれいです!」
舞美ちゃんの声で現実に引き戻された感じだ。
「あぁ、ホントだ」
舞美ちゃんの隣から、窓の外を眺めてみる。
すぐそばに湖がある。とても澄んでいて綺麗だ。

「社長さんとお姉ちゃんも、ここでお泊りして…かぁ」

「かもしれないな」
僕は舞美ちゃんの後ろでそう言って彼女の胸を、そっと触った。

「あんっ、慧さん、ちょっと早くないですかぁ?」
「ここで2人きりだったら、いくらしても文句はないだろ」
「あんっ、旅館の人たちに、聞かれちゃったら、ンッ」
「兄さんたちだってそうだったんだろ」

言葉とともに、舞美ちゃんの胸を掴む力を強める。

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